やっぱり原画。手描きの迫力がすごかったイトウハジメさん原画展レポ
こんにちは!光文社新書の藤です。
先日『イトウ先生の世界一わかりやすい美術の授業』(お陰様で売れてます!)の著者・イトウハジメさんの原画展にお邪魔してきました。
今回の原画展では弊社刊『イトウ先生の~美術の授業』の原画と、イーストプレスさんから出ている『美術学生イトウの微熱』の原画、さらに描きおろしのカラーの作品をかなり間近で見ることができました!
会場は東京・高円寺駅から徒歩4分のアートスペース&カフェ「CLOUDS
ART+COFFEE」さんです。
(※7/5日曜まで開催。13時~19時。最終日は18時閉店。月曜定休です)
ふらりと覗いて、コーヒー片手に絵画鑑賞…というひと時が過ごせます。
※地図はこちらをクリック!
今回は写真撮影OK!とのことで、バンバン撮影してきました。
ちょこっとご紹介です!
えんぴつ描き原画の力が、もう…
イトウ先生、弊社書籍の原画は基本的にえんぴつで描かれております。黄色っぽいラインで下絵がされており、吹き出しも絵の上に載っている状態。吹き出し内のセリフはイトウ先生の手書きです。
実際の書籍では、吹き出し内を白地にしたり…と作業を重ねていますが、原画はまさに作家さんが描いた、そのままの迫力が!
細かいのですが陰影のつけ方や湯気、煙が流れるように立ち上る様が美しい原画です。(写真にした時点で伝わりづらくなっているのが悔しい…!)
こちらは巨匠モネの少年時代を導いた画家、ウジェーヌ・ブーダン先生。原画で見ると、空の抜け感や空気の流れ、透明感が描かれている1枚だと、よくわかります。
『美術学生イトウの微熱』からは、研究者にまつわるコラム的なページの原画も出ておりました! こちらはみっちりと描き込まれております。
ちょっと寄ってみますと…。
研究者の卵たちの奮闘の様子です! 大学院においては、イトウ先生は教えを乞う側(生徒側)なのですね。いろんな研究者の卵たちがそれぞれのやり方で道を模索している姿を、こんな風に描いていらっしゃいます。
それぞれの場所で、それぞれの場所を目指して、研究にいそしむ大学院生たちと…
その成長をゆっくりと、暖かく、目を見開いて見守る教授のお姿。何かに打ち込む素晴らしさを感じます。
ファンの方にはおなじみ、イトウ先生の大学院での同志・ジェイさんのお姿も!(理数系男子。イトウ先生とのちぐはぐな会話が魅力です)
全体ではこんな感じです
会場はカフェスペースが併設された空間なので、絵画を楽しみながらコーヒーでまったりとした時を過ごせます。作品が展示された壁面は、こんな感じです。手前にあるカラー作品は書籍の装丁画です。
カラーの描きおろし新作もあります
書籍の原画のほかに、原画展のために描きおろされたカラーの作品も飾られています。
店頭で書籍も購入可能&グッズも
こんな感じで、書籍をおいてくださっていました!
すぐそばには缶バッジなどの原画展独自のグッズも…。
ファンには同じにもキャラクターが並びます。
イトウ先生ワールドの素敵さ、ちょこっとでも伝わったでしょうか…。
以上、原画展レポでした!