続・アメリカの「ドブ板選挙」―米副大統領カマラ・ハリス氏自伝『私たちの真実』より
光文社新書編集部の三宅です。
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『私たちの真実』第二章 正義のための発言者より(後編)初めての地方検事選は、複数の候補者がいたため、決選投票は避けられなかった。しかし世論調査(状況は日を追うごとにどんどん好転していった)は、決選投票にもち込めれば五週間後には私が勝てるだろうとの予測を示していた。
投票日には夜明け前から通勤時間帯まで、さらには投票所が閉まるまで、通りに出て人々と握手をしつづけた。親しい友人のクリセットが、最