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酒場ライター・パリッコの「つつまし酒」

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人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極ま… もっと読む
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#おいしいお店

焼鳥屋の鶏白湯ラーメンにはずれなし|パリッコの「つつまし酒」#217

何気ない飲み屋の隠れた逸品 先日ですね、西荻窪でしばし時間が空いて、何気な〜い飲み屋でひ…

光文社新書
4か月前
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オリーブの丘で待ってます|パリッコの「つつまし酒」#187

そんなにだったの!? 関東地方を中心に展開する、「オリーブの丘」というイタリアンチェーンが…

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安楽亭「ちょい飲みセット」の方程式|パリッコの「つつまし酒」#183

ひとり焼肉にあこがれて 焼鳥屋やもつ焼き屋に比べて、「焼肉屋」に行く機会がかなり少ないで…

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梁山泊の「肉あんかけチャーハン」|パリッコの「つつまし酒」#175

地元の超有名店 僕が練馬区の石神井公園という街に住んでいるという話は、これまでにも嫌って…

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高級ハンバーガーで飲む|パリッコの「つつまし酒」#166

地元で人気のハンバーガー 人生で1000回くらいは「マクドナルド」のハンバーガーを食べたこと…

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もつ焼きをおかずにごはんを食べる|パリッコの「つつまし酒」#165

いつものセットで昼飲みを「サワー」という言葉を生み出したお店として知られる「もつ焼きばん…

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「ラどん」と「ラそば」|パリッコの「つつまし酒」#164

地元うどん屋でのプチ贅沢な時間 地元、石神井公園に「むさしの エン座」という大好きなうどん屋さんがあります。  ここ、かつては駅からかなり距離のある街道沿いにポツンと建つ小さなお店だったんですが、それでも当時から大人気。その後2010年、石神井公園内に新しく文化施設「ふるさと文化館」が開館した際、1階のいい場所にどーんと招致されたというすごいうどん屋さんなんですね。その人気ぶりは今も変わらず、営業中は入店待ちの行列が途切れないほど。  エン座のうどんのなかでも僕が特に好きなの

おかえりオリジナルカレー|パリッコの「つつまし酒」#160

松屋カレー史 あちこちでもう何度も書いているので、「いいかげん聞き飽きたよ!」って方もい…

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パネンムー派宣言|パリッコの「つつまし酒」#159

パネムーン? 昨年の5月、我が街石神井公園に「タイキッチン マゴ」という、新しいタイ料理屋…

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「天一であっさりを頼む」という冒険|パリッコの「つつまし酒」#158

しょ、正気ですか? 先輩ライターの安田理央さんが、突然、なんの前ぶれもなく、SNSにこんな…

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回転寿司屋のラーメンがちょうどいい。|パリッコの「つつまし酒」#157

その手があったか 以前、家族で「スシロー」に行った時のこと。当然のことながらまずは寿司を…

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たまにはひとりで、赤以外の「色んな」街を歩いてみたら|パリッコの「つつまし酒」#1…

感慨深さ満載の1冊 冒頭から告知パターン失礼しますが、4月17日に僕の新しい本、『赤羽以外の…

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雪の降る日に……|パリッコの「つつまし酒」#142

1年ぶりの雪見酒チャンス 酒飲みの生態ってのは非常にわかりやすいものでして、春に桜が咲け…

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ありがとう「ラーメンHOUSEたなか」|パリッコの「つつまし酒」#141

確かにそこに「吉見うどん」はあった 好きな飲食店に関する悲しい知らせが、立て続けに舞いこんだ年末でした。  まずは富士見台の「吉見うどん」。昭和44年創業のご夫婦で営むうどん屋で、いかにも手作りな、不揃いな太さのうどんがなんとも嬉しく、そこに野菜やあぶらあげ、さらにうどんが見えないほど大量のかつお節がのった名物の「吉見うどん」。あのなんとも体が喜ぶ味わいが大好きだったんですが、ある仕事で富士見台在住のカメラマンさんと会った際、建物の解体とともに、年内で閉店してしまうという話を