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私の光文社新書

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どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとったとき役立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになったりした光文社新書の1冊について、ぜひみなさんだけ… もっと読む
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2020年1月の記事一覧

バッタまみれーバッタを倒しにアフリカへ(光文社新書)

バッタまみれーバッタを倒しにアフリカへ(光文社新書)

「バッタを倒しにアフリカへ」というノンフィクションの本を
最近読んだ。作者は前野ウルド浩太郎という人である。
読んだ結論、面白い、面白いっすよ、これ(笑)
ネタバレありというか、私のざっくりとした説明がこれから続くので、適当に寝転んで、ポテチとか食べながら読んで下さい。
作者は、バッタ研究の若手研究者でとにかく基本金が無いのである。はっきり言えば無収入だ。
アフリカで大発生するはずであるバッ

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理系が苦手な文系人間でも理解できた光文社新書 7選

理系が苦手な文系人間でも理解できた光文社新書 7選

こんにちは、光文社新書の藤です。今日は光文社新書の中から、文系に優しい理系新書を紹介したい思います。
(※セレクト基準は私の独断と偏見です。私がどれくらい理系が苦手か…は、冒頭の小話に書いてみました。書籍情報は目次2段目以降へGO!)

人生で1度だけ物理で平均点を取った人間が新書編集部に異動した話。理系科目、私は高校入学早々に挫折した人なのですが、皆さんはどうでしょうか?? 私は、ログとかサイン

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書評: 世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (山口周) 。イノベーションを起こすための 「問い」 が秀逸な本

書評: 世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (山口周) 。イノベーションを起こすための 「問い」 が秀逸な本

今回は、書評の記事です。

世界で最もイノベーティブな組織の作り方 という本です。

この記事でわかること・どんなことが書かれている本?
・本書が問いかけること
・なぜ日本企業ではイノベーションが起こりにくいのか
・イノベーションを起こすためにどうすればよいか

こんな疑問に答える内容を書きました。

この本は、組織とリーダーシップの観点から興味深く読めます。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事

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定年後と「的を得る」と「的を射る」

定年後と「的を得る」と「的を射る」

お正月に成毛眞さんの『金のなる人』(ポプラ新書)を読んでいました。秀逸なタイトルと、新書にしては手のかかったカバーに惹かれ購入した一冊です。成毛さんには、光文社新書でも一冊ご執筆いただいています。成毛さんのご著書は、刊行点数が多いので全部はフォローしきれていませんが、気になるテーマのものがあると読ませていただいています。

(すごいタイトルです)

(オビ写真は、成毛さんのご自宅の地下の書庫で撮影

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2020年の光文社新書。

2020年の光文社新書。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。年末年始、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今年はオリンピックイヤーということで、開幕の7月に向けて大いなる盛り上がりが予想されます。光文社新書でも、ちょっと変わった切り口での東京五輪関連書を刊行しています。

ちなみに、前回の東京オリンピックの頃の日本の様子は、ウォーリーさんの写真集に詳しいです。

さて、昨年の光文社新書を振り返

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