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新刊情報【まとめ】

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毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。
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2022年4月の記事一覧

杉晴夫著『日本の生命科学はなぜ周回遅れとなったのか』――「はじめに」と「目次」を…

はじめに 国際陸上競技の長距離走のテレビ中継でしばしば見られることであるが、我が国の選手…

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小学生がSDGsをポップに学べる科学絵本『きみの地球を守って』発売!

こんにちは。光文社新書えほんチーム(仮)です。なんとも矛盾したチーム名ですが、その名の通…

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【光文社新書】2022年4月刊6冊の内容を3分で!

①稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』 なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるの…

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物理学は歴史が面白い! 「万物の理論」を探し続ける2500年の物語|冨島佑允

何かと計算や公式の多い物理学。熱力学のエントロピーに躓いて、波動でsin, cos, tanを用いた…

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2022年5月は沖縄が日本に復帰して50年|解禁された「機密文書」は語る

2022年は、1972年5月15日に沖縄が日本に返還されてから、ちょうど50年になります。共同通信の…

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「いい写真」って何!?|36年分の思いが詰まった小林紀晴さん初の写真論!

1995年、『ASIAN JAPANESE』で鮮烈なデビューを果たした小林紀晴さん。以降、写真家・作家とし…

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「映画を早送りで観る人たち」の出現は本当に“恐ろしい未来”なのか?|稲田豊史

映画やドラマを早送りする人たち「AERA」2021年1月18日号には、ある種の人々にとって我慢ならない記事が載っていた。タイトルは「『鬼滅』ブームの裏で進む倍速・ながら見・短尺化 長編ヒットの条件とは」。そこには、映画を通常の速度では観られなくなったという男性(37歳)の、「倍速にして、会話がないシーンや風景描写は飛ばしています。自分にとって映画はその瞬間の娯楽にすぎないんです」という声が紹介されていた。  同記事中、別の女性(48歳)は、Netflixの韓国ドラマ『愛の不