マガジンのカバー画像

新刊情報【まとめ】

369
毎月の新刊についての記事をまとめたマガジンです。なお、光文社新書では毎月16〜19日くらいに、5冊前後の新刊を発行しています。
運営しているクリエイター

#私の仕事

ヒトの脳はなぜ大きい? 高度な認知能力に関与する候補遺伝子|林純一

現在、最も古い生物の痕跡が見つかっているのは約40億年前の地層からです。そこから今に至るま…

光文社新書
2か月前
13

中国はなぜ台湾に固執するのか|野嶋 剛

日本での関心が日に日に高くなる台湾。観光地としてはもちろん、安倍晋三元首相が「台湾有事は…

光文社新書
2か月前
34

失恋ソングは失恋の傷を癒してくれるか?|源河亨

私たちの心を震わすラブソング。誰しも思い出の曲にラブソングが1つは入っているのではないで…

光文社新書
5か月前
20

戦車の隣を走り抜けて——市民生活を支えるウクライナのボランティア

 2023年2月24日、突如として始まったロシアのウクライナ侵攻。「首都キーウはすぐに陥落する…

光文社新書
8か月前
13

【光文社新書】2023年6月刊4冊の内容を3分で!

①倉山満『参議院』参議院を制する者が日本の政治を制する――。参議院とはいかなる存在なのか…

光文社新書
9か月前
7

できる奴ほどよく休む?――休学する東大生が急増している理由とは?|中村正史

10年あまりで2倍近くに急増した休学者 学生団体や会社を立ち上げた東大生に会っていると、複…

光文社新書
9か月前
27

ある天文学者の気になる数字|谷口義明

私たちの想像が及ばないほど広大な宇宙。誕生から138億年が経った今も膨張は続いており、その広さは無限大へと向かっている気がしてしまいます。ですが、それは、本当なのでしょうか。有限なものが溢れるこの世界に、宇宙だけが無限大ということはあり得るのでしょうか。 0に関しても同じような疑問が浮かびます。この宇宙を支配する4つの力(重力、電磁気力、強い力、弱い力)はいずれも遠隔力。触れ合ってなくても力は働きます。とすると、少し視点を変えれば、この宇宙に触れ合っているものはなく、0もまた

【光文社新書】2023年5月刊4冊の内容を3分で!

①石山恒貴『定年前と定年後の働き方』少子高齢化と長寿化の進行は人生100年時代と呼ばれる変…

光文社新書
10か月前
8

同じメスでも模様が違う? 遺伝学への新境地へとつながる虫好きの素朴な疑問|藤原晴…

「超遺伝子」という言葉を聞いたことはありますか。なにやらすごい働きをしそう……。字面から…

光文社新書
10か月前
14

【光文社新書】2023年4月刊5冊の内容を3分で!

① 阿部真大『会社のなかの「仕事」 社会のなかの「仕事」』際限のない「超」長時間労働、蔓延…

光文社新書
10か月前
7

【光文社新書】2023年2月刊4冊の内容を3分で!

①筒井淳也『数字のセンスを磨く』私たちは数字に取り囲まれて日々を送っている。だが、数字を…

10

「日本一の頭脳」たちはどこから集うのか|小林哲夫

東大=日本一の大学 政治家、官僚、一部上場企業の社長、最先端分野の研究者などには、東京大…

12

増税気運が高まるかたわらで、放置されている約8.3兆円もの税金|高橋祐貴

放置される8.3兆円 基金は本来、必要額が見込みにくい事業のために設置されるものだ。その年…

5

哲学にとっては2000年以上のテーマーー「友情」について考えた哲学者をたどる|戸谷洋志

プロローグ漫画家である尾田栄一郎の代表作に、『ONE PIECE』がある。一九九七年から連載が開始され、爆発的なヒット作品となったことで知られている。現在、史上最高の累計発行部数を記録している。 『ONE PIECE』は、海賊たちが覇権を争う、架空の世界を舞台にした物語だ。単行本の一巻において、主人公のモンキー・D・ルフィは、世界のどこかに隠された財宝を手に入れ、「海賊王」の称号を得るために、旗揚げをする。 小舟で一人、村を出たルフィは、ある島でコビーという名の少年と出会