【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.13
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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.13


山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』

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古代ギリシアの時代以来、人間にとって、何が「真・善・美」なのか、ということを純粋に追求してきたのは、宗教および近世までの哲学でした。そして、文学というのは同じ問いを物語の体裁をとって考察してきたと考えることができます。


関谷直也『風評被害』

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ツイッターやメールで、結果としてうわさを広めていく人のほとんどは、それらを「正確な情報」「真実の情報」だと信じ、できるだけ多くの人に伝えようとして流すのである。だから、うわさを流しているという自覚がない。単に注意を促したところで、うわさが止むことはないのである。


川辺謙一『オリンピックと東京改造』

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東京は、今も未完成の都市である。成長期を経て成熟期に入っているにもかかわらず、都市計画の上ではいつ完成するか誰もわからないという不思議な都市でもある。


小林千草『女ことばはどこへ消えたか?』

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「おひや」には、聞いただけで涼しくなるような語感があり、「おかか」には、好ききらいを言い始めた幼児もアーンとお口をあけてくれるようなリズミカルで楽しい音がこめられている。このようなプラス要素を、歴代の女性たちは好ましいと思い、現代まで使い伝えて来たのである。


中野京子『名画で読み解く イギリス王家 12の物語』

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結婚しないという決意は、エリザベスの父ヘンリー八世があれほどこだわったテューダー朝を自らの代で途絶えさせるということでもある。我が子に王朝を継がせたいというのが並みの心情であるなら、自らの意思で王朝を閉じるという彼女の選択には凄みがある。


寺脇研『ロマンポルノの時代』

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最近の日本映画では、監督自身が脚本を書くことが常態化しているが、ロマンポルノではそれは例外的だった。脚本家が書いたシナリオを渡され、それを映像化するのが監督の力量という分担関係が明確だったのである。ロマンポルノから一線級の監督が多数育った背景には、こうした点もあると思われる。


アーサー・ビナード『もしも、詩があったら』

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天へのぼるような、そびえる高みから見わたすような、愉快な仮想へとぐんぐん伸びていくような詩を書こうとするならば、着想の鉄骨を吊り上げる装置が必要になる。そんなアイディアのタワークレーンみたいな役割を果たしてくれるのは、「もしも」という言葉だ。




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