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#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.65

光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。

『饗宴』→『新・居酒屋百選』

担当の自己採点★★★★ 「饗宴」という言葉をタイトルに戴く本はたくさんあると思いますが、パッと思いつく好きな本は、高山宏『綺想の饗宴』(青土社)ですかね。高山さんの書名はいつもカッコいい。


『ほら吹き男爵の冒険』→『色彩がわかれば絵画がわかる』

担当の自己採点★★★ 1月6日は、かのシュリーマンの誕生日でもありますが、「ほら吹き男爵」の生みの親と同じというのはなかなかの因縁って気がします。シュリーマンの山師的側面については、『シュリーマン 黄金と偽りのトロイ』(青木書店)、『トロイアの真実』(山川出版社)などが詳しいです。


『月と六ペンス』『1ドルの価値/賢者の贈り物』『賃労働と資本/賃金・価格・利潤』『ゴリオ爺さん』→『お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?』

担当の自己採点★★ よくよく写真を見ると10億円札なんですね。いま気づきました笑。アラビア数字のほうが大きい新札だとすぐわかるんでしょうが……。不明を恥じたい笑。


『フランケンシュタイン』→『ISの人質』

担当の自己採点★★★ 映画『ある人質 生還までの398日』は、そのへんのホラーなんかよりよっぽど怖い映画
という気がします。人間のやることって恐ろしい。


『法王庁の抜け穴』→『〈宗教化〉する現代思想』

担当の自己採点★★★★ ジッドは冗談のわかる人物だったと思われるので、たぶん笑ってくれるんじゃないかなあと。この小説はヌーヴォー・ロマンの先駆けといった紹介をされることが多いですが、「無償の行為」とか「障害と信仰」といったテーマもちりばめられていて、ものすごく読み応えがあります。



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