見出し画像

【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.88

バックナンバーはこちら


弘兼憲史『島耕作の農業論』

まずは農業の間口を広げることだ。
その一つとして、大学に農学部の設置を義務づけてもいい。(中略) 農業の経営、法律、組織作り、マーケティング、ブランディング、広報、IT技術、最先端の農業技術ーーマネジメントやコンサルティング能力を高める教育が必要なのだ。


喜瀬雅則『ホークス3軍はなぜ成功したのか?』

最後の最後に、踏ん張れるのか。負けてたまるかと、その思いを行動に変えられるのか。
選手たちが、そう思う「環境」を創る。
「やれ」と言うのではない。 やらなきゃ、負ける。そう思わせる状況を創り出す。


横田睦『お墓博士のお墓と葬儀のお金の話』

医者には内科専門の先生や外科専門の先生などがおり、弁護士も民事を得意とする先生と刑事を得意とする先生に分かれます。なれば、葬儀業に携わる側も、得意とする分野、扱える分野が、明確な形ではありませんが分かれているものです。


永田利彦『ダイエットをしたら太ります。』

「やせることで輝かしい未来が手に入る」という外から与えられた価値観を内面化し、やせることこそが自己実現だと思い込むと、自己実現欲求にからめ取られて、ダイエットの呪縛から逃れられなくなります。心の平和や穏やかさから遠く離れ、競争に取りつかれてしまうのです。


谷口義明『天文学者が解説する宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅』

好きか嫌いかは別として、やはり賢治が人の心に残る作家であることは間違いないように思う。賢治が醸し出す雰囲気。その雰囲気は、やはり“不思議”の一言に尽きるのではないだろうか。よく分からないのだが、私たちは賢治のそういうところに惹かれているのかもしれない。


柏井壽『グルメぎらい』

しばしばこの〈食す〉と一緒に使われているのが、〈こだわり〉という言葉です。〈こだわり〉の食材。〈こだわり〉の料理法。食の周りは〈こだわり〉だらけになってしまいました。しかしそのふたつの言葉は、ともに日本の食文化とはまったく連関しないのです。


原田曜平『Z世代』

私が日頃からたくさんのZ世代と接する中でも、チルっている人が多いと感じます。チルっているということは、マイペースに居心地よく過ごすということであり、会社などの組織の論理で彼らを動かそうとすることが、本当に難しくなっていることを意味します。




この記事が参加している募集

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

光文社新書ではTwitterで毎日情報を発信しています。ぜひフォローしてみてください!