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約60%OFF!399円【6月29日限定】樋口耕太郎 『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』【Kindle日替わりセール】

こんにちは。光文社電子書籍担当の佐藤です。

樋口耕太郎 『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』が
本日、6月29日(火)限定、Kindle日替わり特別セール!

通常時990円(税込)→→約60%OFF 399円(税込)!

24時間限定の特別価格です!

沖縄

沖縄には、謎が多い。圧倒的な好景気が続く中、なぜ、突出した貧困社会なのか。「沖縄の人は優しい」と皆が口をそろえる中、なぜ、自殺率やいじめ、教員の鬱の問題は他の地域を圧倒しているのか。誰もなしえなかったアプローチで、沖縄社会の真実に迫る。「沖縄問題」を突き詰めることは日本の問題を突き詰めることであり、それは、私たち自身の問題を突き詰めることだ――。「コロナ後の世界」のありかたをも問う、鮮烈の問題作。

沖縄と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
実は私は沖縄へは一度も訪れたことがなく(行ってはみたいのですが)、どちらかというとリアルな風景よりも、沖縄が抱えている問題の方に関心があります。
本書はそんな沖縄問題にがっつりと向き合った……とご紹介したいのですが、まず「それだけではない」ということを最初にお伝えいたします。

著者の樋口さんはどんな方なのでしょうか。

樋口耕太郎
1965年生まれ、岩手県盛岡市出身。’89年、筑波大学比較文化学類卒業、野村證券入社。’93年、米国野村證券。’97年、ニューヨーク大学経営学修士課程修了。2001年、不動産トレーディング会社レーサムリサーチへ移籍し金融事業を統括。’04年、沖縄のサンマリーナホテルを取得し、愛を経営理念とする独特の手法で再生。’06年、事業再生を専業とするトリニティ設立、代表取締役社長(現任)。’12年、沖縄大学人文学部国際コミュニケーション学科准教授(現任)。内閣府・沖縄県主催「金融人財育成講座」講師。沖縄経済同友会常任幹事。『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』が初の著書。
(書籍刊行時、2020年の情報より)

沖縄出身の方ではないため、外からの視点として沖縄をとらえていきます。
―― 沖縄の貧困問題の原因はどこにあるのだろう。
直接的な原因を丹念にあぶりだしていくと、その背景が見えてくるものです。それは、沖縄の歴史や基地問題とともに「沖縄はいいところ」と思われがちな人々の中で根付いてきた文化が一因となっていることもだんだんと見えてきます。

それでは本書の流れをお伝えするため、目次をご紹介いたします。

はじめに 沖縄は、見かけとはまったく違う社会である。
第1章 「オリオン買収」は何を意味するのか
第2章 人間関係の経済
第3章 沖縄は貧困に支えられている
第4章 自分を愛せないウチナーンチュ
第5章 キャンドルサービス
おわりに これからの沖縄の生きる道 

まず、冒頭で貧困率「断トツ全国1位」の衝撃。県民所得が全国最下位というにとどまらず、子供の貧困率、給食費未納率、非正規雇用率、失業率、離職率、高校・大学卒業後の無業率、離婚率、シングルマザー世帯出現率、一人親世帯の子供の貧困率……。
なぜこのような状況に陥ってしまっているのか、その背景にあるものは何かを実際に沖縄に住み、沖縄の社会や若者とコミットしながら、樋口さんは筆を進めていきます。読み進めていくうちに、描かれている事柄が自分とは無関係には思えなくなってきて、わたくし、付箋を張りまくってしまいました……!

付箋

(※今回は紙書籍で読みました)

沖縄の問題をあぶりだし、原因に迫り、樋口さんはひとつの事実にたどりつきます。

沖縄の問題の本質を理解することは、日本の中からでは気がつくことができない日本の問題の本質を理解することにつながる。

沖縄の貧困問題、そしてその背景などに迫りながら、正しく問うていくと人間としてどう生きるのか、という問題にたどり着くということを本書を通して樋口さんは教えてくれます。

沖縄の貧困問題という重いテーマをわかりやすくまとめ、テンポよく進むため、非常に読みやすいながら、読み応えのある一冊となっております。

そんな本書が本日に限って、約60%OFFの399円!

電子書籍のセールというと「かなり昔に書かれたものかしら」と心配される方もいらっしゃいますが、これ、2020年6月に発売された新刊です。しかも、光文社新書、2020年の年間売上ベスト10にランクインしているベストセラー(2位です…!!!!)

そんなベストセラーな一冊、『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』が本日に限って約60%OFFの399円!!!!
心からおすすめいたします……!

(猛烈プッシュの心を表現したく、もう一度しつこくリンクを張りました)

本日も光文社電子書籍担当の佐藤がお届けいたしました。
引き続き光文社新書ならびに光文社電子書籍(紙も!)をよろしくお願いいたします。

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