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#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.30

光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。

『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』→『喪失学』

担当の自己採点★★★★ 「ワーニャ伯父さん、生きていきましょう。長い長い日々を、長い夜を生き抜きましょう。」むかし、舞台で黒木華さん演じるソーニャにしびれた思い出があります。


『ケンジントン公園のピーター・パン』→『子どもの遊び  黄金時代』

担当の自己採点★★ イースター後くらいの季節、よく晴れた日のケンジントン公園はそれは美しかったです。子どもも大人も清々しい気持ちになれると思います。


『アラバスターの壺/女王の瞳』→『20世紀絵画』

担当の自己採点★★ このあたりの南米文学は不案内なので、まさに勝手に勉強させてもらいました。今回初めて読んだルゴーネス、作品も一生も興趣つきません。宮下誠先生に強引に結びつけましたが、先生の光文社新書の著作(4冊)は一読者として長らく愛読していました。


『水の精』→『アルゲリッチとポリーニ』

担当の自己採点★★★ そういえばラヴェルとドビュッシーをともに得意にしていた演奏家にミケランジェリという人がいますが、このイタリア人ピアニストはアルゲリッチとポリーニを指導したこともありました。個人的に偏愛しています。


『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』→『漢字三昧』

担当の自己採点★★ なんちゅう強引な応答(笑)。ドイツ語で三色すみれのことをStiefmuetterchenと綴りますが、これは「小さな継母」という意味にあたります。『三色すみれ』は先妻の娘と継母が葛藤する『渡鬼』みたいな図式ですが、ドロドロした読後感にはならないはずなのでご安心を。


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