【ビデオ・メッセージ】矢野顕子さんが新刊に込めた熱い想いを語ってくださいました。
このたび、宇宙飛行士の野口聡一さんとミュージシャンの矢野顕子さんによる『宇宙に行くことは地球を知ること』が刊行されました(取材と執筆はライターの林公代さんが担当してくださいました)。この秋、野口さんはSpaceXの新型宇宙船「クルードラゴン」に搭乗される予定で、これが3度目の宇宙飛行となります。一方、矢野さんは「自分もいつか宇宙に行ってみたい」と熱望され、これまで宇宙に関する数々の楽曲を発表、またツイッターでも宇宙に関する情報を発信しておられます。矢野さんが宇宙に行ってみたいと現実的に思うようになったのは、野口さんの2度目の宇宙滞在の頃。野口さんがツイッターで発信された宇宙の美しい写真を見たことがきっかけだそうです(実はISS〈国際宇宙ステーション〉からツイッターによる画像投稿を積極的に始めたのは野口さんです)。そんなお二人はどんなことを語り合ったのでしょうか。刊行に際して、矢野さんが貴重なメッセージをお寄せくださいました。ぜひ、お聞きください。
矢野顕子さんメッセージ(動画)
矢野顕子さんメッセージ(文)
わたしは野口聡一さんの眼を通して、ゆっくり動く地球を眼下に見た。
さあ、 みなさんもご一緒に。 矢野顕子
矢野顕子さんプロフィール
矢野顕子(やの あきこ)
青森市で過ごした幼少期よりピアノを始める。1976年、『JAPANESE GIRL』でソロデビュー以来、YMOとの共演など、活動は多岐にわたる。2020年、三味線プレイヤーの上妻宏光とユニット「やのとあがつま」を結成、民謡をモチーフに新たな音楽を提案したアルバム『Asteroid and Butterfly』をリリース。同年9月には、ニューヨークと日本でリモート録音した楽曲「愛を告げる小鳥」を配信限定リリース予定。地球を外から見て感謝するために、宇宙に行きたいと熱望している。
オフィシャルサイト https://www.akikoyano.com/
宇宙に行くことは地球を知ること◆もくじ
まえがき 大人の女性だって宇宙が知りたい 矢野顕子
第1章 宇宙で感覚や心はどう変化するか
第2章 死の世界
第3章 生の世界
第4章 3度目の宇宙へ
第5章 スペースX―イーロン・マスクと「宇宙新時代」
第6章 宇宙に飛び出すことは地球を知ること
あとがき 宇宙は誰にでも開かれていて、思っているより近くにある
野口聡一