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Kindle日替わりセール56%OFF!蓮實重彦『見るレッスン~映画史特別講義~』399円【4月17日】

電子書籍担当の佐藤でございます。
kindle日替わりセールで、
蓮實重彦 『見るレッスン~映画史特別講義~』
本日4月17日(土)限定、通常時902円(税込)が56%OFF399円(税込)!
24時間限定の特別価格です!

「まず読者の皆様にお伝えしたいのは、世間で評判になっている映画だけを見るのではなく、自分にふさわしいものを自分で見つけてほしいということです。とにかく、ごく普通に映画を見ていただきたい。蓮實個人の視点など学ばれるにはおよびません」――サイレントから、ドキュメンタリー、ヌーヴェル・ヴァーグ、現代ハリウッドと日本まで。120余年の映画史を俯瞰する、シネフィル教授による最初で最後の新書講義。

ご紹介するのもドキドキしてしまう(憧れの方なのです……)、
蓮實重彦さんの「映画史特別講義」です。

皆様、映画はお好きですか?
映画に魅了された経験はこれまでにおありですか?

映画好きの方はもちろんですが、最近、映画はあんまり見ていないのよ、という方にも、読んでください!と、ぐぐぐぐぐいっと推したい一冊。
この一冊にはぎっしり、蓮實さんの視点、映画監督や作品、そして映画の魅力がつめこまれています。

目次をご紹介いたします!

はじめに 安心と驚き

第一講 現代ハリウッドの希望
ショットを心得た新しい才能/映画の成否を分ける点/最先端に触れようとする姿勢/女性監督の台頭/90分ですべては描ける
第二講 日本映画 第三の黄金期
海外も注目する若手たち/ドキュメンタリーで光る女性監督/障がい者の日常をとらえた佳作/運動と時間/純粋な美形の不在
第三講 映画の誕生
原型は「モノクロ・スタンダード」/監督が編集権を握る日本/淀川長治が愛した映画/幻の溝口映画/プリント発掘こそ評論家の使命/「バス映画」の金字塔/『スピオーネ』を見ずしてラングを語るな/「現在」としての伊藤大輔/キートンの動きを誰も超えられない
第四講 映画はドキュメンタリーから始まった
長編を撮り続ける大老/「だまし」の天才・小川紳介/小学2年で初鑑賞/日本で今撮られるドキュメンタリー/亀井文夫から羽仁進、大島渚、吉田喜重へ
第五講 ヌーベル・バーグとは何だったか?
『勝手にしやがれ』の思い出/『カラビニエ』と『シャイアン』/反『カイエ・デュ・シネマ』/他国での動き/日本で唯一の作品/フランスの現在/批評家出身者たちの成功
第六講 映画の裏方たち
新しい動きの陰にキャメラマンあり/ハリウッドはヨーロッパが作った/日本の名監督を支えたキャメラマン/脚本と映画の関係/美術監督という仕事/プロデューサーの不在
第七講 映画とは何か
今も複製芸術として存続/8Kに挑む黒沢清/「存在の色気」が驚きを生む/ブレッソンと手の動き/ディズニーという単調さの支配/これでいいのか東京国際映画祭/映されたものはすべてフィクションである

あとがき


本書は三浦雅士氏による書評でご紹介いただきました。
「もうすぐ八十五歳を迎える元気いっぱいの老人と、近くの喫茶店で映画談議にふけるといった感じ。」


ぎゅっと読みどころが詰まった蓮實重彦さんの映画史講義。
本日、4月17日(土)限定で、kindleさんで399円という特別価格なのです!

最近、映画を見ることが少なくなってきてしまったのですが、本書を読み、10年以上前に見た『グラン・トリノ』という映画を、突然、思い出しました。あの時揺さぶれた自分の感情。それが本書にある「安心と驚き」にピタリとはまったのです。そうか、だから私はあんなにもあの映画に心が引き寄せられ、衝撃を受けたのか、と。

本書は文化としての映画の魅力を十分に伝えてくれますが、加えて個々人の映画の記憶や体験、感動を掘り起こしさらに深めてくれるのです。

私はきっとこの先、本書を何度も読み返すと思います。
そしてその度ごとに驚き、感動し、映画を愛する方に、本書を多くの方に読んでいただけたらと願ってやまないであろうと感じています。

どうか一人でも多くの方に読んでいただけますように!!

光文社電子書籍担当の佐藤がお知らせいたしました。
引き続き光文社新書ならびに光文社の電子書籍(紙も!)をよろしくお願いいたします。

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