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『「家族の幸せ」の経済学』、サントリー学芸賞受賞!

はじめまして。
光文社新書編集部の樋口と申します。
突然ですが、編集部の「note」オープンに合わせて、これから担当書の紹介をしていきます。よろしくお願いいたします。
本日「note」がオープンするとのことでかなりバタバタしてます。ということで、ぼく自身の自己紹介はまた折を見て……。

さて、今年の7月に担当させていただきました、山口慎太郎先生(東京大学経済学部・政策評価研究教育センター教授)の『「家族の幸せ」の経済学』が、このたびサントリー学芸賞を受賞いたしました。

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↑↑↑ これが山口先生だ!
◎プロフィール◎
東京大学経済学部・政策評価研究教育センター教授。
1999年慶應義塾大学商学部卒業。2001年同大学大学院商学研究科修士課程修了。2006年アメリカ・ウィスコンシン大学経済学博士(Ph.D)取得。
カナダ・マクマスター大学助教授、准教授を経て、2017年より現職。
専門は、結婚・出産・子育てなどを経済学的手法で研究する「家族の経済学」と、労働市場を分析する「労働経済学」。
撮影/白倉利恵(光文社写真室)

サントリー学芸賞って何?

このサントリー学芸賞、1979年に創設された歴史ある賞で、社会科学・人文科学系の研究者にとってはまさに登竜門となっています。

光文社新書としては、
2011年の輪島裕介さん(大阪大学准教授)『創られた「日本の心」神話』、
2017年の伊藤 公一朗さん(シカゴ大学公共政策大学院ハリススクール助教授)『データ分析の力 因果関係に迫る思考法
に続く、3作目の受賞となります。

この『「家族の幸せ」の経済学』、7月に刊行してから順調に版を重ね、本当にたくさんの新聞や雑誌で書評していただきました。
刊行してからかなり時間がたっているにもかかわらず、いまなお取材のご連絡もいただいています。

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↑↑↑ 讀賣新聞(2019年7月28日朝刊)・坂井豊貴先生(慶應義塾大学)による書評。発売から1週間と少しで書評が出ることは稀で、とてもうれしかった。

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↑↑↑ 毎日新聞(2019年8月11日朝刊)・大竹文雄先生(大阪大学大学院)による書評。大竹先生には帯にも推薦文をお寄せいただき、刊行前から応援していただいた。

ぼく自身、現在子育て真っ只中ということもあり、個人的にもとても思い入れの強い一冊です。このような伝統ある賞を受ける本に携わることができ、感無量です。

山口先生のスピーチに感動

贈呈式は東京會舘で、先週月曜日に行われました。山口先生をお祝いすべく、われら編集部員も馳せ参じました! 
先生の「”母親らしさ”、”父親らしさ”という固定観念を解き放つことができれば」という素晴らしいスピーチに感動しました…。

先生のご研究はもちろんですが、わかりやすい文章、やさしい語り口ももっと多くの方に知られてほしい。
このご受賞が、さらなる飛躍のきっかけになりますように。

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↑↑↑スピーチ中の山口先生。
撮影/白倉利恵(光文社写真室)

誘惑には負けなかった

余談ですが、この贈呈式、サントリーさんが主催ということで、お料理やお酒のレベルもかなり高いという噂を聞いていました。

もちろん、山口先生の近くで、いろんな方とご挨拶させていただくことに集中はしていたのですが…自らの意に反してどうしても肉汁滴り落ちるローストビーフに目が行ってしまいます。

東京會舘ってローストビーフ有名なんだよなあ。

あ、あっちにはコクのありそうな欧風カレーもあるぞ!
とてもとても美味しそう。どちらにしようかな……。
ちょっと待て、俺は担当編集者なんだ。
今日はガマンガマン。集中集中!

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↑↑↑ 名物ローストビーフ。パーティの終盤に撮らせていただきました。
食べてません。

家族にとって「最善の選択」に役立つ一冊

失礼しました。さて、山口先生の「受賞のことば」には、

本書で取り上げた研究結果の多くは、若い家族を勇気づけるような前向きなものです。たとえば、保育所通いが子どもの発達に好ましい影響を及ぼすであるとか、母乳育児でなくても子どもの健康や発達に問題がないといった発見は、子育てに悩む人々を少し安心させる材料となるでしょう。一方で、研究結果の中には、若い家族にとって不都合な真実を示しているものもあります。都合の良い結果も悪い結果も踏まえて、自分と自分の家族にとって最善の選択を行ってほしいと考えています。
(https://www.suntory.co.jp/sfnd/webessay/essay/20191212_2.html より引用)

という一文があります。

まさに幸せのために、何かを「選択」する際、この山口先生の『「家族の幸せ」の経済学』は大きな手助けになる一冊だと思います。
書店の店頭では、まだ良い場所に置いていただいています。

もしお見かけの際は手にとって、ページを開いていただけるとうれしいです。


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