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【電子書籍】光文社新書7月新刊発売記念フェア

皆さま、こんにちは!光文社の電子書籍担当の佐藤です。光文社新書の7月新刊の電子書籍、配信開始いたしました。
今月の新刊も5冊です……!編集部の皆さま、お疲れ様でした!

今月も5冊そろって記念撮影です。

7月新刊のコたちの発売を記念し、電子書籍で「光文社新書7月新刊発売記念フェア」を本日、スタートいたしました!

新刊発売記念フェアの内容をご紹介いたします。
(※基本、6月の新刊発売記念フェアと同じ概要です)

①7月新刊は定価です。
②対象既刊は40%OFFです……!
③対象既刊は、紙書籍カバー袖※でご紹介している光文社新書たち。
(対象外のもの、袖にはないけれど登場している新書もいるかもしれません)

光文社新書新刊でました!というお知らせをしつつ、昨年、創刊20周年を迎えた光文社新書の頼もしい既刊たちもご紹介したいというのが本企画の狙い。是非、のぞいてみてくださいね!

◆◆フェア実施の電子書店さま◆◆
Apple Books、DMM.com、漫画全巻ドットコム、BOOK☆WALKER、ブックライブ、楽天KoboReaderStoreブックパス、COCORO BOOKS、hontoシーモアyodobashi.com紀伊國屋書店Kinoppyなど
※書店さまによって期間、内容などが異なってまいりますので各書店さま販売ページにてご確認ください。

それでは新刊のご紹介をいたします。

萩尾望都がいる/ 長山靖生

SF、ジェンダー、親子関係、多様性、自由……

つねに先を行くその表現
我々に何を
教えてくれたのか――

【内容】

『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる! 』『イグアナの娘』
…1949年生まれの萩尾望都。大島弓子、山岸凉子ら革新的な
少女漫画家の中でも常に筆頭にあげられ、50年以上にわたり
時代の先端で新たな普遍的表現を切り拓いてきた。
SF評論家である著者にとって萩尾望都は、まず美しく繊細な少女や少年の
描き手であり、SF作家であり、自由と対等と共生の模索者である。
戦後日本が唱えつつも未だ意識改革できていない課題――ジェンダー、
多様性、親子関係等々について、その理想を失わず更新させ続けた表現者だ。

本書では萩尾作品そのものの鑑賞と、その活躍の軌跡、また小松左京や橋本治をはじめ「誰がどう萩尾作品を論評してきたか」を通して魅力を存分に伝えるとともに、戦後社会がまだ達成できていない希望を見つめ直す。

【目次】

はじめに――世界はどこから来て、どこに行くのか
第I章 双子と自由とユーモアと――踊るように軽やかな表現の奥に
第II章 美しい宇宙、孤独な世界――萩尾SFが求める多様性社会
第III章 少年と永遠――時よ止まれ、お前は美しい
第IV章 大泉生活の顚末と心身の痛み――少女漫画史再考1
第V章 「花の二四年組」に仮託されたもの/隠されたもの――少女漫画史再考2
第VI章 SF少女漫画の夜明け――先人たちの挑戦と萩尾望都の躍進
第VII章 次元と異界の詩学――漫画で拓いたSFの最先端
第VIII章 親と子、その断絶と愛執――母娘問題の先取り
第IX章 ふたたび、すべてを――私たちが世界と向き合うための指針として

【著者プロフィール】

長山靖生(ながやまやすお)
1962年茨城県生まれ。評論家。歯学博士。鶴見大学歯学部卒業。歯科医の傍ら執筆活動を行う。
主に明治から戦前までの文芸作品や科学者などの著作を、新たな視点で読み直す論評を一貫して行っている。
1996年『偽史冒険世界』(筑摩書房、後にちくま文庫)で第10回大衆文学研究賞受賞。
2010年『日本SF精神史』(河出ブックス)で第41回星雲賞、第31回日本SF大賞を受賞。
2019年『日本SF精神史【完全版】』(河出書房新社)で第72回日本推理作家協会賞(評論・研究部門)受賞。
主な著書に『「人間嫌い」の言い分』『不勉強が身にしみる』『恥ずかしながら、詩歌が好きです』
(以上、光文社新書)、『鷗外のオカルト、漱石の科学』(新潮社)、
『「吾輩は猫である」の謎』(文春新書)、『千里眼事件』(平凡社新書)など多数。

検証 内閣法制局の近現代史/倉山満


内閣法制局は、とらえどころのない役所です。
名前を知っている人の多くも実態はよくわかっていない。
圧倒的多数の人は名前すら知らない。
そんな内閣法制局が財務省や首相官邸を抑え込む謎の力を持っている。(中略)
内閣法制局はあの財務省をも凌ぐ、別格の存在として君臨する謎の最強官庁なのです。
謎の詳細は追々お話ししますが、簡単に言うと、その力の源泉は「法制局」の名の通り、法を制するところにあります。
(「あとがき」より)
平時にも有事にも「日本最強の権威機関」として登場する内閣法制局の正体とは?ロングセラー『検証 財務省の近現代史』『検証 検察庁の近現代史』に次ぐ三部作完結編。

◎ 目次
【はじめに】知られざる最強官庁
【序章】内閣法制局とはなにか
【第一章】佐藤達夫長官――憲法と現実の矛盾の間に
【第二章】林修三長官――憲法第九条を骨抜きにする
【第三章】高辻正巳長官――「一国平和主義」の開祖
【第四章】吉國一郎長官――天皇をロボットにした男
【第五章】真田秀夫長官――言いなりになる自民党
【第六章】安定する内閣法制局の権威
【第七章】横畠裕介長官――内閣法制局の病理
【第八章】近藤正春長官――本来の法制局の仕事
おわりに

◎ 著者プロフィール
倉山満(くらやまみつる)
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。(一社)救国シンクタンク理事長兼所長。96年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。
在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員として、2015年まで同大学で日本国憲法を教える。
著書に『検証 財務省の近現代史』『検証 検察庁の近現代史』『歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?』(以上、光文社新書)、
『政争家・三木武夫』 (講談社+α文庫) 、『帝国憲法の真実』(扶桑社新書)など多数。現在、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」を主宰、積極的な言論活動を展開している。


鎌倉幕府抗争史~御家人間抗争の二十七年~/ 細川重男

源頼朝亡き後、誕生したばかりの鎌倉幕府は異常ともいえる内紛と流血、果ては将軍までもが非業の最期を遂げる時代を迎える。その質実剛健のイメージとは裏腹に、なぜ「鎌倉武士」たちは仲間うちで殺し合いを繰り返したのか。北条時政、北条義時、梶原景時、和田義盛、比企能員……御家人同士の抗争劇から浮かび上がる鎌倉時代初期の政治史と、武士たちのリアルな生き様を活写する決定版。

牟田口廉也とインパール作戦~日本陸軍「無責任の総和」を問う~/関口高史

約三万人の死者を出した、悪名高いインパール作戦。この敗け戦を指揮した陸軍中将・牟田口廉也はそれまで、「常勝将軍」と呼ばれていた――。作戦はどのような経緯で実行され、なぜ失敗に至ったのか。「牟田口=悪」という単純な図式では理解できない、意思決定の構造がそこにはある。軍事史研究家が牟田口の生涯を追い、作戦の意思決定プロセスを川上から川下まで俯瞰することでインパール作戦の真の姿を明らかにする。

エベレストの空/上田優紀

「世界の頂」と呼ばれ、多くの人の心を惹きつけるエベレスト。登頂までの道のりは険しく、極寒のキャンプ生活に命が削られるデスゾーンなど、試練ばかりが待ち受ける……と思ってはいないだろうか。もちろん、この厳しさはかの山の一面ではある。しかし、標高8000mからの夜明けや緑豊かな麓の街道など、挑戦者だけに見せる穏やかな一面もある。そんな表情豊かなエベレストの全貌をネイチャーフォトグラファーが鮮やかに描き出す。

★光文社新書7月新刊発売記念フェア対象書目

全て税抜き価格となっております。

◆◆フェア実施の電子書店さま◆◆
Apple Books、DMM.com、漫画全巻ドットコム、BOOK☆WALKER、ブックライブ、楽天KoboReaderStoreブックパス、COCORO BOOKS、hontoシーモアyodobashi.com紀伊國屋書店Kinoppyなど
※書店さまによって期間、内容などが異なってまいりますので各書店さま販売ページにてご確認ください。

光文社新書の7月新刊たち、および光文社新書既刊をどうぞよろしくお願いいたします!

光文社電子書籍担当の佐藤がお知らせいたしました。
それでは皆様、ひき続き光文社新書の電子書籍&紙書籍をどうぞよろしくお願いいたします。

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