
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.11
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『消えた心臓/マグヌス伯爵』→『愚か者、中国をゆく』
知る人ぞ知る南條竹則さんの中国ものはかなりおすすめなのと、時節柄のニュースにちなんでこちら🇨🇳
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 12, 2020
📖 星野博美/愚か者、中国をゆく (光文社新書) https://t.co/dyENQpCR8Y#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/ueKZT2L7Yf
担当の自己採点★★★ 個人的に南條竹則さんのお仕事では、チャールズ・ラムの『エリア随筆』とチェスタトンの一連の新訳のファンですが、『満漢全席』とか『中華美食紀行』も最高なんですよね。読後にギョウザが食べたくなります(笑)。「時節柄のニュース」とは、中国で大雨が続いていた、といったことだったかな…?(たぶん)。
『ねじの回転』→『村上春樹はノーベル賞をとれるのか?』
土屋政雄さんといえばカズオ・イシグロ、カズオ・イシグロといえばノーベル賞…というわけでこちら🇸🇪
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 13, 2020
📖 川村湊/村上春樹はノーベル賞をとれるのか? (光文社新書) https://t.co/rupGVQ40Em#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/PWURZbTLAN
担当の自己採点★★★★ …というツイートしてから7ヵ月後、カズオ・イシグロの最新作『クララとお日さま』が発売されました。すでに映画化も決定しているようですが、クララ、ジョジー…気になる配役はどうなりますか。脚本は、『マッドメン』のダーヴィ・ウォラーに決まったみたいですけどね。
『怪談』→『猫を助ける仕事』
残念ながら猫又が見えたかったわたしが、心を綺麗にするために読みたいと思ったのはこちら🐱
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 15, 2020
📖 山本葉子・松村徹/猫を助ける仕事 保護猫カフェ、猫付きシェアハウス (光文社新書) https://t.co/dZ4BDqZxJU#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/yFO3fkL6nQ
担当の自己採点★★ …いまだ心が綺麗である確信を持てないでいるので、引き続き精進します。
『フランス革命についての省察』→『訓読みのはなし』
しょうさつ? せいさつ? 漢字の音読みって難しいよね、という話に輪をかけてのお話はこちら📚
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 18, 2020
📖 笹原宏之/訓読みのはなし~漢字文化圏の中の日本語~ (光文社新書) https://t.co/YTu4wNUwKq#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/Kcd7KIc4Ga
担当の自己採点★★★★ 告白しますと、初めてこの書名を目にしたのは高校の世界史の授業だったと記憶していますが、お恥ずかしながらその後本を手にとるまで「しょうさつ」だと思いこんでいました。音読みの呉音・漢音・唐音の違いは奥深いですね。個人的体験に基づく、デカルトばりの「省察」の末に生まれたツイートでした。
『傾城の恋/封鎖』→『恋愛障害』
駆け引きをしすぎてしまうと障害が発生しかねないほうのコイのお話はこちら💘
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 19, 2020
📖 トイアンナ/恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか? (光文社新書) https://t.co/HwNLDxL9GC#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/EYGRAr3tlL
担当の自己採点★ これはあまり気の利かない返しでして、せめて光文社新書の一連の広島カープ本で応答すべきでした…。精進します。張愛玲の小説は初体験でしたが、もっと他にも読んでみたい!ちなみにこの書名は、「けいせい」ではなく「けいじょう」!