
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.41
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『ピグマリオン』→『労働者階級の反乱』
この作品の底に流れる、英国的階級社会への皮肉を理解するためにはこちら🇬🇧
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) May 17, 2021
📖ブレイディみかこ/労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~ (光文社新書) https://t.co/nJ4tkeAqR1#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/vQUWhXPIsN
担当の自己採点★★★ 『ピグマリオン』を読んでいると、映画『マイ・フェア・レディ』を観たくなりますね。オードリー・ヘプバーンのイライザは最高の当たり役でした。
『パイドン』→『文学こそ最高の教養である』
プラトンによるいわゆる「ソクラテス文学」を理解するのに、この納富信留先生との対談は必読のテキストなのでこちら📚
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) May 18, 2021
📖駒井稔+「光文社古典新訳文庫」編集部/文学こそ最高の教養である (光文社新書) https://t.co/xjJhARqaGS#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/RRzPn1G6fa
担当の自己採点★★★ それにしてもこの対話篇スタイルを考えだした人はすごいですね。まさに人類の叡智って感があります。ちなみに納富信留先生の『対話の技法』(笠間書院)は、さすが『対話篇』の訳者、という含蓄に富んでいますよ。おすすめです。
『フロイト、夢について語る』→『バッタを倒しにアフリカへ』
先ごろ3年の修行から帰国されたバッタ博士の夢についてはこちら🦗🦗🦗
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) May 20, 2021
📖前野 ウルド 浩太郎/バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) https://t.co/0R5Vqr4MhB#ウルドの前後は半角スペース#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/mC507Y9IJf
担当の自己採点★★★★ なんというグッドタイミング。ちょうど昨日バッタ博士こと前野 ウルド 浩太郎先生がブログを更新されました。夢を抱き、夢を叶えた人の言葉は力強くてカッコいいです。ぜひご一読ください!https://otokomaeno.hatenablog.com/entry/2021/10/30/170343
『赤と黒』→『エースの覚悟』
光文社新書の赤と白はこちら⚾️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) May 21, 2021
📖前田健太/エースの覚悟 (光文社新書) https://t.co/kYBRGjffei#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/gMqH1SQ698
担当の自己採点★★★ 前田健太選手は近年もっともエースらしい輝かしい存在でした。ぼくの世代だと、カープといえば北別府、大野、川口ですかね。個人的なお気に入りは大野豊ですが、あのための利いた美しいフォームは今も目に焼きついています。
『鼻/外套/査察官』→『ドストエフスキー『悪霊』の衝撃』』
すべてのロシア文学はゴーゴリから生まれたとのご本人による自己申告があるので、影響を確認していただくうえでの予習にこちら👻
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) May 25, 2021
📖 亀山郁夫 リュドミラ・サラスキ/ドストエフスキー『悪霊』の衝撃 (光文社新書) https://t.co/Tbmhsgla8n#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/Jsom4k3EMP
担当の自己採点★★★ おととしのことですが、「鼻」の後藤明生訳を収録した『笑いの方法 あるいはニコライ・ゴーゴリについて』(つかだま書房)が復刊されました。これはたぶんゴーゴリ好きの人には必読の一冊なんじゃないかと思います。