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【予告】新連載『「微笑みの国」タイの光と影』はじまります(書き手:高田胤臣さん)

新連載のお知らせ

みなさまこんにちは。編集部の高橋です。
光文社新書編集部では2月から、新連載を始めます。その名も『「微笑みの国」タイの光と影』。日常生活から社会情勢まで、タイの魅力とその裏にあるシビアな現実をとことん描くノンフィクションです。

書き手はタイ在住20年のライター、高田胤臣さん。またとない、この連載にうってつけの方です。高田さんが何者なのか、という詳しいプロフィールは私が説明するよりも、東洋経済オンラインで取材されている記事が大変わかりやすく面白い(そして長い!)ので、こちらをご覧ください。

【高田さんの主な著作】

高田さんは現在、コロナ禍の影響でタイに家族を残して日本へ一時帰国しており、せっかくなのでこの機会を使ってタイに関する本格的な話を書きたいということで、連載の運びとなりました。

タイに限った話ではないですが、日本で摂取する海外の情報っていわゆる「コタツ記事」も多いので、ガチで詳しい方が本気で書いてくれるのは最高だなと思います。

新連載の推しポイント

担当編集からのこの連載の推しポイントは、「とにかく本格派!」につきます。
先ほど触れた記事にもある通り、高田さんは単にタイ在住歴が長いだけでなく、ご家族もタイ人で、現地の民間レスキュー組織や商社などで働いた経験があります。「言葉がわかる」「仕事がわかる」「生活がわかる」方が、食べ物や夜遊びのような話から死生観や政治情勢までタイのことなら何でも書き尽くすわけです。面白くないわけがありません。

ある国や都市のことを語るとき、しばしば「観光するだけではわからない」という言葉が出てきます。それはその通りですが、実際のところ「短期間住むだけではわからない」「現地に溶け込まないとわからない」というハードルもあるのではないでしょうか。その点、高田さんはすべてをクリアしているわけで、誰よりもうってつけの書き手だと感じています。

今後の内容を(ちょっとだけ)公開

さて、肝心の連載がいつから始まるのか。
第1回は今週末(というか明日)、2月12日(金)の18時に配信します!その後は月1回の更新予定です。

最後に、構成案の中からちょっとだけ今後の連載予定をお見せします(あくまで予定なので変わるかもしれません)。

・タイは見えない階級社会
・人間の死が軽く受け止められるタイ
・華人がタイを牛耳るようになった今
・外国人は利用するものという風潮
・アルコールで爆発する若者たち
・異様なまでに保守的な大人たち
・タイの教育制度は誰のため?
・タイ近代史における軍の関わり
・日本はタイ人からアウトオブ眼中になりつつある
・性同一性障碍者が多いそのワケ
・命を懸けてまで会社に尽くさない
・医療ツーリズムに力を入れ始めたタイ政府
・タイ料理は辛いだけではない
・バンコクに往来していた不動産投資ブームの今
・SNSの発達で低所得者の成功者が出るものの
・仏教がタイ人を救ったのか

それではみなさま、新連載を乞うご期待ください。


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