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スカウトという職業の生態|サッカースカウトが見る現場目線のフットボール vol.9
お知らせ
この連載をもとにした書籍『スカウト目線の現代サッカー事情』が2024年2月15日に発売されます!書下ろしも含めて大幅な加筆修正を行いました。ぜひチェックしてみてください!
イングランドのプロクラブでサッカースカウトとして活動する田丸雄己(@scoutyuki)さん。
現場目線でフットボールの今を伝える連載の第9回は、スカウトにはどのような人々がいるのか、その生態に迫ります。人種やジェンダー、過去のバックグラウンドやサッカーとの関わり方、職業観……などなど、どこかに共通項はあるのでしょうか?
【これまでの連載はこちら↓↓↓】
今までの連載では、スカウトの仕事内容や視る対象について話をしてきたが、今回は日々スカウティングを行うスカウトという人間そのもののについて詳しく見ていく。あくまでイングランドで触れ合った方達の人間像を元に話を構成するため、日本や他の地域であれば違う人間像があるだろう。また、イングランドではほとんどの場合、スカウティングにおける選手発掘、確定、獲得で関わる担当者が変わる。スカウトと括られる人間が主に行うことは選手発掘と獲得のための情報収集である。そんなスカウトという役職・人間を、バックグランド、求められる能力、他のテクニカルな職業との違いの3点に絞って解きほぐしていく。
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