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【絵本全ページ先行公開】一緒に暮らせば、家族になれる。新時代の″DEI”絵本「おおきなムクムク」が教えてくれること。

おおきな おおきな いぬの ムクムク が 
ながい ながい たびのあと はじめてのまちにたどりついた。
きっと、すぐに あたらしい おうちがみつかる とおもったけれど……。

現代の新定番ともなるような、新しい翻訳絵本ができました。舞台はとある、大きな街。遠くからやってきた、おおきくて白いムク犬のムクムクは、キラキラの街や人々に、うきうき楽しい気持ちになりました。でも、なかなか新しいおうちが見つからなくて、だんだんさみしい気持ちになって……。

たくさんの人で賑わう街の中に描かれるのは、多種多様な人種、多種多様なセクシュアリティ、多種多様な家族のかたち。ポップな色彩で隅々まで描き込まれた人々の姿から、読む人と子どもとの間に自然な会話が生まれるはずです。いろんな人たちが自然に「いる」ということ。「両親と子供たち」という姿ではなくても、互いに思い合えば、それが家族になるということ。良質な絵本を繰り返し読むことで、子どもたちはDEI、特に多様性(=Diversity)の概念を自然に理解するでしょう。

……なんて小難しい話は置いておいても、子どもたちはムクムク(背中にも乗れちゃう、おおきなおおきなしろい犬!)と女の子との出会いに、すぐに夢中になるはずですよ!

光文社新書noteでは、4月24日の本書の発売を記念して、1か月間限定で絵本の全ページを公開いたします。もし、あなたのそばのお子さまと「一緒に読みたい!」と感じたら、ぜひ絵本をお手元においてあげてくださいね。

※発売1か月後に公開ページを限定しました。

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324字 / 11画像

¥ 300

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