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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.49


厚香苗『テキヤはどこからやってくるのか?』

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テキヤはどこからやってくるのかーーさきに結論を述べてしまうと、大半は近所からやってくる。もし読者の皆さんがこの答えに疑問を抱くとしたら、それは本書で述べていくようなテキヤの歴史的、文化的性格がそうさせるのである。


浜井浩一『2円で刑務所、5億で執行猶予』

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ポピュリズムの基本的手法は、わかりやすさと情緒の味付けである。不安や怒りは人を動かす原動力となる。インフルエンザに対する不安が蔓延すれば、瞬く間にマスクが売り切れる。腐敗した政治に対する怒りは与党の支持率低下、野党や改革派の支持率上昇につながる。


山本博文『殉教』

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天草島原一揆は、宣教師の予言によって引き起こされた、終末論的世界観に基づく異端的宗教運動であったと考えてよい。
これまでは殉教の流れの中に位置づけられることが多い天草島原一揆であるが、この一揆で犠牲になった二万数千人は決して殉教者ではなかった。


大内伸哉『君の働き方に未来はあるか?』

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プロは、プロスポーツの選手や、弁護士といった特定の国家資格をもつ人のことだけをさすのではありません。プロとは、特定の職種においてスキルを磨き、それを売って勝負していこうとする労働者のことです。


田中智仁『警備ビジネスで読み解く日本』

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このまま「警備員の専門性」に目を向けずに議論を進めれば、「警備員」のみならず、「契約者」や「警備対象者」という人の存在も見失うことになるでしょう。その先にあるのは、人の生活や存在に目を向けることのない「人を失う社会」です。


杉田宏樹『ジャズと言えばピアノトリオ』

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編成が大きくなるにしたがってピアノ以外の楽器の比重が高まるのが通例だし、総合力で勝負する方向へと行く。もちろんどのような編成であれ、それぞれに魅力はあるわけだが、ピアニストとしての力を存分に発揮したいのなら、トリオがベストなのだ。


春日キスヨ『百まで生きる覚悟』

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日課とは「いま・ここ」での「一日の保ち方」であるだけではなく、1カ月先、四季折々になすべきことを、未来への「希望」として、生きる意欲を培うものでもある。




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