
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.29
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『リア王』→『ただ坐る』
赤ん坊が生まれた時に泣いているのはこの世界が道化ばかりの舞台だから、なんてリア王みたいなシニカルな人生観の方にはこちら💁♂️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 18, 2021
📖ネルケ無方/ただ坐る~生きる自信が湧く 一日15分座禅~ (光文社新書) https://t.co/kMVijubVxw#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/SJMgn24GsL
担当の自己採点★★★ どちらかと言えばリア王の考えに近い人間なので、明日の朝は早起きして坐禅を組んでみようとおもいます。
『黒猫/モルグ街の殺人』『アッシャー家の崩壊/黄金虫』→『「同級生」で読む日本史・世界史』
メンデルスゾーンもダーウィンも島津斉彬もポーの「タメ」だった、なんてことがわかるのはこちら😎
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 19, 2021
📖楠木誠一郎/「同級生」で読む日本史・世界史 (光文社新書) https://t.co/lSbSl6ZrA7#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/L9Ao6IJBql
担当の自己採点★★ なんちゅう安直な返し!笑 ポーは大好きな作家だというなのに、お恥ずかしい限りです。なお、ポーは翻訳を読み比べるのがとりわけ楽しい作家だと思っていまして、この古典新訳文庫ほか、新潮文庫の新訳は巽孝之先生だし、復刊された中公文庫の「江戸川乱歩訳」(名義だけで、実際の訳は渡辺温・啓助兄弟)なんて、妖しげなゴシック調がたまらなく魅力的です。
『饗宴』→『物語 古代ギリシア人の歴史』
みんなが大好きな「ギリシア」は記号で、それは現代の、現実に存在するギリシアとはほとんど関係ない、と鮮やかに喝破している一冊はこちら🇬🇷
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 20, 2021
📖周藤芳幸/物語 古代ギリシア人の歴史~ユートピア史観を問い直す~ (光文社新書) https://t.co/7Kz9SlaO3R#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/fozWC2RqPX
担当の自己採点★★★ ご多分にもれず『ギリシア』好きでして、この光文社新書の『物語 ギリシア人の歴史』は初期の名著だと思っています。最近読んだギリシアものでは『ギリシア哲学史』(筑摩書房)が読み応え抜群で、少し昔の本だと『ギリシア悲劇』(中公新書)がおすすめです。
『1ドルの価値/賢者の贈り物』→『発掘! 歴史に埋もれたテレビCM』
そういえば、昔『ズームイン!!朝!』のスポンサーが「賢者の贈り物」のストーリーでCMを打っていたのでこちら💇♀️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 22, 2021
📖高野光平/発掘! 歴史に埋もれたテレビCM~見たことのない昭和30年代~ (光文社新書) https://t.co/XSHl1h4Rgm#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/ie6u0YkDJa
担当の自己採点★★★★ 30〜40代の方は、朝学校に行く前などに観ていた可能性があるんじゃないかと思いますが…このCMスポンサーとはカタログギフトの「シャディ」です。ナレーションは酒井和歌子さん。『ズームイン!!朝!』は福留功男さん時代ですね。
『月と六ペンス』『ダロウェイ夫人』『マウントドレイゴ卿/パーティの前に』→『チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU』
今日はバルセロナのレジェンド、かの偉大なるシャビのお誕生日でもあるのでこちら⚽️🎂
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 25, 2021
📖杉山茂樹/チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU~「世界最高の一戦」を読み解く~ (光文社新書) https://t.co/LC5udDkwkw#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/ccrfUjItvL
担当の自己採点★★ またしてもお手軽に返していて反省することしきりですが、奇しくもメッシのバルサ退団が発表されたばかりなので、なかなかに感慨深いです。クライフ監督が辞任したときくらい衝撃的。