
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.24
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『人間の大地』→『腕時計一生もの』
サン=テグジュペリといえば数々の名品時計のモチーフになっている人ということでこちら⌚️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) November 26, 2020
📖並木浩一/腕時計一生もの (光文社新書) https://t.co/FAKMWvoulH#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/3JmdQdXGaB
担当の自己採点★★★★ 「数々」って書いてますが、サン=テグジュペリといえばIWCですかね。「星の王子さま」モデルもちゃんとあったかと思います。
『オリバー・ツイスト』→『「朝ドラ」一人勝ちの法則』
間違いなく150年後のヒットドラマの法則にも則っている、偉大すぎる「通俗作家」に敬意を表してこちら😌
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) November 27, 2020
📖指南役/「朝ドラ」一人勝ちの法則 (光文社新書) https://t.co/9Jv9iglpZL#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/nqhlDe9arh
担当の自己採点★★★★ 『オリバー・ツイスト』はちゃんとイギリスのBBCが5時間超でドラマ化してまして、これがまた素晴らしいんです。韓流ドラマも結構ですが、個人的にはBBCドラマをこっそり推したいですね。アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』なんて実にうまく映像化されていましたし、『ダウントン・アビー』も最高でした。
『ダロウェイ夫人』→『難解な本を読む技術』
「意識の流れ」を用いた小説の難しさは、ある意味難しい哲学書に通ずるものがあるということでこちら🤓
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) November 30, 2020
📖高田明典/難解な本を読む技術 (光文社新書) https://t.co/NnnB9IH9O9#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/75OnGNaB3r
担当の自己採点★★★★ 昔は『ユリシーズ』とか、「意識の流れ」を描写した小説が苦手で、途中で投げだしがちだったんですが、この『ダロウェイ夫人』は、訳がわかりやすくてすらすら読めました。緻密な心理描写はハマると面白いです。この手法を用いた小説でオススメは伊藤整『変容』ですかね。
『賭博者』→『ギャンブル依存国家・日本』
ギャンブルで身を滅ぼすのは、なにも帝政ロシア時代の話だけではないということでこちら🇷🇺🇯🇵
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) December 1, 2020
📖帚木蓬生/ギャンブル依存国家・日本~パチンコからはじまる精神疾患~ (光文社新書) https://t.co/bhIOxc3F3y#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/PX20WDWoZz
担当の自己採点★★ ぼくはギャンブルをしないので…だからでしょうか、なんだか上っ面だけな返しを反省します笑
『三文オペラ』→『マルクスだったらこう考える』
ブレヒトが傾倒してやまなかったマルクスの思想を「想像」した一冊はこちら💁♂️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) December 2, 2020
📖 的場昭弘/マルクスだったらこう考える (光文社新書) https://t.co/scK7ZBK8bT#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/fY5hT98Vno
担当の自己採点★★★ 内容がまるで思い出せませんが、昔レンタルビデオ屋さん(ネトフリなんてなかったので)で『三文オペラ』の映画版を借りた記憶があります。たしか「コメディ」のコーナーに置いてあって、まあ間違いではありませんが…。 マルクス云々の返しは、ちょっと強引ですね笑
光文社新書の公式noteです。2021年10月17日に創刊20周年を迎えました。光文社新書の新刊、イベント情報ほか、既刊本のご紹介や連載をアップしていきます。お気に入りの一冊について書いていただいたnoteを収録するマガジン「#私の光文社新書」では、随時投稿をお待ちしています!