
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.12
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『勇気の赤い勲章』→『近頃の若者はなぜダメなのか』
共感か反発か、自分が若者かそうでないかが読めば同じくわかってしまう一冊はこちら💁♂️💁♀️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 20, 2020
📖 原田曜平/近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書) https://t.co/jtcKvhtAcX#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/eC368Uhyh1
担当の自己採点★★ 若者は無責任ですぐ逃げる、みたいな話は19世紀のアメリカでもあったんですね。ということは、もっと昔から繰り返し言われてきたのかも…。
『論理哲学論考』→『難解な本を読む技術』
こんなにわかりやすいヴィトゲンシュタインは読んだことがないけれど、もしものときはこちら🤓
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 21, 2020
📖 高田明典/難解な本を読む技術 (光文社新書) https://t.co/zRUqprVk91#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/wcmVVGwkvW
担当の自己採点★★★ 高田先生の本には平素たいへんお世話になっています。
『秘密の花園』→『キャベツにだって花が咲く』
秘密にしていたわけではないけれど、ちょっと意外なほど綺麗なお花についてはこちら🌼🌸
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 24, 2020
📖 稲垣栄洋/キャベツにだって花が咲く~知られざる野菜の不思議~ (光文社新書) https://t.co/jVomCHxJLg#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/PngIG2UL5j
担当の自己採点★★★★ 『秘密の花園』の舞台となったイギリスのヨークシャー地方の花といえば、なんと言っても「バターカップ」が有名でしょうが、パッと見キャベツの花に似ているんですよね。黄色ってだけかもしれませんが。
『鏡の前のチェス盤』→『藤井聡太はAIに勝てるか?』
チェスは人間がAIに勝てなくなって久しいけれど、はたして将棋はどうなのか、という一冊はこちら🤔
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 26, 2020
📖 松本博文/藤井聡太はAIに勝てるか? (光文社新書) https://t.co/zSCy2quHSC#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/MpmN9d20rA
担当の自己採点★★★ この時点で藤井聡太さんは棋聖・王位の二冠になっていましたが、この先どこまで強くなっていくやら…。個人的には藤井といえば断然「システム」のほうのファンなのですが、将棋が好きなかた以外にはなんのことやらですね(笑)。
『幸福な王子/柘榴の家』→『大人のための仏教童話』
ワイルドに負けない苦味をも秘めた大人のための童話、東洋版はこちら😌
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) August 27, 2020
📖 東ゆみこ/大人のための仏教童話~人生を見つめなおす10の物語~ (光文社新書) https://t.co/aayXXjWHZW#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/Fy778m6Jwf
担当の自己採点★★★ 「幸福な王子」は子ども向けの絵本やアニメだとハッピーエンドめいていますが、もうタイトルからしてすでに皮肉がきいていますよね。個人的には芥川の「蜘蛛の糸」もそんな印象。東先生の解釈が深くておもしろいです。