Kindle月替わりセール!緒方孝市 『赤の継承~カープ三連覇の軌跡~』約68%OFF!499円【2021年6月】
こんにちは。光文社電子書籍担当の佐藤です。
本日はKindle月替わりセールのお知らせです。
2021年6月、kindle月替わりセールで
緒方孝市 『赤の継承~カープ三連覇の軌跡~』が
通常時1,584円(税込)→ 約68%OFFの499円(税込)!
1か月限定の特別価格です!
勝ちにこだわった初年度の失敗から25年ぶりの優勝と黄金期を実現――タナ・キク・マルの確立、誠也の四番抜擢、新人・西川龍馬の起用をはじめとするお家芸の育成論、寝食を削っての徹底的な戦力分析や一球ごとの緻密なベンチワークといった采配の裏側、そして未完に終わった日本一。リーダーの素直な思いと、再起を担う若鯉へのエールを綴る。
野球とかサッカーとかスポーツはいっさい無縁で知らない世界なのですが、もんのすごく面白かったです!!!!
私がどの程度疎いかというとですね……本書を読みながらおお、この人知ってる!と思ったのが原辰徳さんだけだったという……(長嶋さんや野村克也さんも出てきましたが)。
しかし、とっても面白かったので一気読み、3時間弱で読み切りました。
緻密で熱のこもった語りにぐんぐんひきこまれ、全く知らない野球の世界にもかかわらず、緒方さんの語りに一喜一憂してしまう。広島カープという球団へのほとばしる愛。緒方さんがカープの伝統を綴る箇所は常に胸が熱くなりました。
「常に生え抜きの選手を、自前で一人前に育てていく――私はカープ伝統の“育成”方針にのっとり、球団により計画的に鍛えられた選手だったのである」
「優勝できたわれわれも幸せ、応援してくれたファンも幸せ、球団も幸せ――われわれの真のミッションというのは、そうした“みんなを幸せにすること”だったのである」
「しかし、この年、優勝まであとひとりというところで私の頬を涙が伝った。私はずっと腕組みをして戦況を見つめていたが、サングラスを外してそれをぬぐった」
「メンバーが緊密につながった組織同士が協力し合い、さらに大きな組織を形づくっていく――それが私の思い描く強いチームの理想形だった」
今も、読みながら心に響いた箇所、付箋を貼った箇所(紙書籍で読みました)を文字で打ち、じいいいいいいいんと広がる感動。
読み終えたとき、私の中に一度も見たことがない(申し訳ございませぬ)、広島カープへの愛がめらめらと植え付けられていたのです。優勝パレードに参加しているかのような気分に!
緒方さんの広島カープへの熱き想いと誇りに、宝塚ファンの私は、自分の宝塚への愛と重ね合わせ、しびれました。なんて、なんて素晴らしい球団なのでしょう、広島カープ!!!!
良書に使われるフレーズに、〇〇を知らない人にも面白く読むことができる!というのがありますが、これ、本当です。そして私は思いました。
広島カープのファンの人たちがうらやましい。こんなに素晴らしい本があるなんて。これはきっと広島カープのファンの皆さんのバイブルになると思います。野球ファンの人がうらやましい。きっと、私以上にこの本を面白く読めるのだろうから。
そして思いました。宝塚ファンとしての私。
「この本みたいな宝塚本がほしい!野球ファンがうらやましい!!!!」
ちなみに光文社新書編集長の三宅さんが思いを綴った紹介文&まえがきはこちら。……熱いです。
今年の1月に発売し、すぐに増刷も決まった熱き本書が、
なんと、2021年6月、Kindle月替わりセールで約68%OFFの499円!!
ぜったい、ぜったい、読んでください!!!
光文社電子書籍担当の佐藤がお届けいたしました。
引き続き光文社新書ならびに光文社の電子書籍(&紙も!)よろしくお願いいたします。
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そして光文社新書には広島カープ本がたくさんありましたので、ご紹介いたしますね。