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#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.58
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『ケンジントン公園のピーター・パン』『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』『砂男/クレスペル顧問官』→『自画像のゆくえ』
ハロウィンのネタには事欠く光文社新書としては、扮装としての自画像、的な拡大解釈をしてこちら🎃
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) October 20, 2021
📖森村泰昌/自画像のゆくえ (光文社新書) https://t.co/QVMS6iIUtZ#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/ml1v1X4yXv
担当の自己採点★★★ 怪奇系多めな古典新訳文庫がうらやましい笑。個人的に怪奇小説といえばポー以外だとやっぱりラヴクラフト(創元推理文庫)にとどめを刺すので、古典新訳文庫でも読みたいですね。新潮文庫も南條竹則さん訳で出しましたし。
『フォンタマーラ』→『村上春樹はノーベル賞をとれるのか?』
ともにエルサレム賞受賞作家ではあるけれど、ノーベル賞には手が届いていない同士ということでこちら🖋
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) October 21, 2021
📖川村湊/村上春樹はノーベル賞をとれるのか? (光文社新書) https://t.co/lVzmsEVQAc#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/60fcnXqg7O
担当の自己採点★★★★ 逆にエルサレム賞もノーベル賞も受賞しているのは、バートランド・ラッセル、ナイポール、クッツェー、マリオ・バルガス・リョサでしょうか。マリオ・バルガス・リョサについては『街と犬たち』が古典新訳文庫で4月に出る予定ですので、今から楽しみです。
『千霊一霊物語』『怪談』→『マハーバーラタ』
『千霊一霊物語』がフランスが誇る稀代のストーリーテラーによる『千夜一夜物語』とするなら、インドのそれはこちら🪔
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) October 22, 2021
📖山際素男/マハーバーラタ~インド千夜一夜物語~ (光文社新書) https://t.co/ViwWVZCEAJ#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/z9QAw40Im8
担当の自己採点★★★ 良くも悪くも昭和っぽい話ですが、祖父母の家にはあまり誰も読んだ形跡のない全30巻くらいの世界文学全集などがありましたが、『千夜一夜物語』も『マハーバーラタ』もそこで読んだ記憶があります。子どもの頃の楽しい読書の思い出はわりと残っているもので、『ラーマーヤナ』なんて今でも読み返したいと思っています。これも古典新訳文庫で出ないかなあ。
『孤独な散歩者の夢想』→『孤独は社会問題』
孤独は魂の自由であり、尊くあるとは思いつつも、取り扱い要注意なものでもあるのでこちら🤔
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) October 26, 2021
📖多賀幹子/孤独は社会問題~孤独対策先進国イギリスの取り組み~ (光文社新書) https://t.co/TdN3vjaCaz#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/dPL47YSIRC
担当の自己採点★★★ 魂の自由か社会問題か。共同体のあり方が変わり他人との関係性が変わると「孤独」の意味も変わるーー300年の変化を実感する意味でもぜひ併読をおすすめします。
『ソクラテスの弁明』→『「ほぼほぼ」「いまいま」』
弁明というより「ほぼほぼ」演説めいているというか、ドラマチックで格調高い内容なのでこちら🤔
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) October 27, 2021
📖野口恵子/「ほぼほぼ」「いまいま」?!~クイズ おかしな日本語~ (光文社新書) https://t.co/s4f7wgAhAX#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/3x1CgjjOMF
担当の自己採点★★★ 最近はこの手の応答ではない直接的な返しばかりしている自覚があり、初心を忘れないようにしなきゃと思いました。