【光文社新書】2021年8月刊5冊の内容を3分で!
①桐村里紗『腸と森の「土」を育てる』
人は森であり、腸に「土」を内包し、消化管で自然とつながっている――。最も身近な自然環境=「腸内環境」と心身の関係、「土」の健康を取り戻すための食の選択の重要性と方法を「プラネタリーヘルス」の観点から解説します。
②犬飼裕一『世間体国家・日本』
この国を支配する「空気の構造」とは?そして、他人の目が気になるのはなぜ?家庭で、学校で、社会で、人の心の中で、世間体はどう作用しているのか。マックス・ヴェーバーなどの研究で知られる歴史社会学者が多角的に考察した一冊です!
③織田淳太郎『「孤独」という生き方』
真に「生きる」とはどういうことか――。山で独り生きる自らの体験に加え、孤独な生き方を実践する人への豊富な取材を基に、ノンフィクション作家の著者がとことん考える。繋がりすぎて疲弊したすべての現代人のための「再生の書」。
④石戸諭『ニュースの未来』
新旧メディアの功罪、その未来を考えるだけでなく、そもそも「良いニュース」とは何か、という問いに真っ向から向き合った新時代のメディア論。読後には、ニュースを読む人も創る人も、たしかな希望を感じることができる一冊です。
⑤菅原裕子『「ボヘミアン・ラプソディ」の謎を解く』
同名の映画もヒットしたクイーンの名曲に隠された「謎」とは? 近年ささやかれている、ある「仮説」を洋楽ファンの映画研究者が徹底検証。フレディが“異形の曲”に込めた(かもしれない)メッセージを探る。