
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.26
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『プークが丘の妖精パック』→『肖像画で読み解く イギリス王室の物語』
「ノルマン・コンクエスト」「ヘイスティングズの戦い」…高校の世界史の授業がなつかしいイギリス史に触れられる本同士ということでこちら🏴
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) December 11, 2020
📖 君塚直隆/肖像画で読み解く イギリス王室の物語 (光文社新書) https://t.co/P9C1KrQfGV#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/GnzfO23w8R
担当の自己採点★★ まったく知らなかった作品だったので、楽しく読みました。キプリングは毀誉褒貶が激しいというか、児童文学から後出の『キム』のようなポスト・コロニアルまでいろいろな角度から解釈される作家で興味が尽きませんね。
『現代の英雄』→『南極で心臓の音は聞こえるか』
個人的に「南部坂雪の別れ」は大好きだけど、今日12月14日は「南極の日」でもあるということでこちら🇦🇶
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) December 14, 2020
📖 山田恭平/南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~ (光文社新書) https://t.co/WrCQeBWHk9#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/6poLlH5N9t
担当の自己採点★★★ 『忠臣蔵』の見どころはいろいろあると思いますが、個人的にはこの「南部坂雪の別れ」と「大石東下り」は、まず指を屈したいですね。
『キム』→『キリスト教神学で読みとく共産主義』
作中の「闇戦争=グレート・ゲーム」よろしく、まさに知的なゲームのようなインテリジェンス=スパイの世界を生きた元外交官の方はこちら🇷🇺🇯🇵
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) December 15, 2020
📖 佐藤優/キリスト教神学で読みとく共産主義 (光文社新書) https://t.co/O6SU0ot6i3#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/hBwY66PXBY
担当の自己採点★★★ 8月刊の担当作にジョン・ル・カレが引用されているんですが、そういえば彼もインテリジェンスに従事する外交官でした。深い人間観察に基づいているからか、御二方とも書かれるものが実に面白いです。
『黒猫/モルグ街の殺人』→『漢字三昧』
漢字三昧はこちら🀄️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) December 16, 2020
📖 阿辻哲次/漢字三昧 (光文社新書) https://t.co/g9JNynvQT2#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/YjYEnvdMZ1
担当の自己採点★★★★ 子どもの頃に「中華三昧」という「袋麺」を食べていた記憶がありましたが、調べてみるとまだちゃんとあるんですね(失礼!)。しかも高級中華料理店とコラボしたりとパワーアップしていました。要するに、「〇〇三昧」っていいフレーズだということですね。
『二都物語』→『おひとり京都の愉しみ』
日本には「三都」あるのでこちら⛩
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) December 18, 2020
📖 柏井壽/おひとり京都の愉しみ (光文社新書) https://t.co/QCM0RkWjJf#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません#昨日はサボりましたすみません https://t.co/5oOgFT2aMo
担当の自己採点★★ 『二都物語』は、かつての新潮文庫版だと訳者・中野好夫のかなり辛口な解説がおもしろいんですが、それを措いても下巻からの物語の展開には引き込まれます。この古典新訳文庫版は文章が読みやすいので、再読にはうってつけでした。
光文社新書の公式noteです。2021年10月17日に創刊20周年を迎えました。光文社新書の新刊、イベント情報ほか、既刊本のご紹介や連載をアップしていきます。お気に入りの一冊について書いていただいたnoteを収録するマガジン「#私の光文社新書」では、随時投稿をお待ちしています!