
#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.30
光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。
『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』→『喪失学』
幕切れのソーニャのセリフに呼応して、今日はちょっぴりマジメにこちら👩👴
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 26, 2021
📖坂口幸弘/喪失学~「ロス後」をどう生きるか?~ (光文社新書) https://t.co/GANv8R2yGa#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/6mbVJsoPIM
担当の自己採点★★★★ 「ワーニャ伯父さん、生きていきましょう。長い長い日々を、長い夜を生き抜きましょう。」むかし、舞台で黒木華さん演じるソーニャにしびれた思い出があります。
『ケンジントン公園のピーター・パン』→『子どもの遊び 黄金時代』
ネバーランドにはまだ行ったことないけれど、時にはピーター・パンになることは楽しいよねってことでこちら🧚♀️
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 27, 2021
📖初見健一/子どもの遊び 黄金時代~70年代の外遊び・家遊び・教室遊び~ (光文社新書) https://t.co/JE60LKuR4C#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/ofnKofH0qG
担当の自己採点★★ イースター後くらいの季節、よく晴れた日のケンジントン公園はそれは美しかったです。子どもも大人も清々しい気持ちになれると思います。
『アラバスターの壺/女王の瞳』→『20世紀絵画』
ルゴーネスがモデルニスモ文学=モダニズムの旗手であることをご存じのかたに、次に読んでほしいのはこちら🖋🎨
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 28, 2021
📖宮下誠/20世紀絵画~モダニズム美術史を問い直す~ (光文社新書) https://t.co/pCww0P4d7N#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/tYxP6igalm
担当の自己採点★★ このあたりの南米文学は不案内なので、まさに勝手に勉強させてもらいました。今回初めて読んだルゴーネス、作品も一生も興趣つきません。宮下誠先生に強引に結びつけましたが、先生の光文社新書の著作(4冊)は一読者として長らく愛読していました。
『水の精』→『アルゲリッチとポリーニ』
クラシックの数々の楽曲のモチーフとなった「オンディーヌ」ーーアルゲリッチにはラヴェル、ポリーニにはドビュッシーを演奏した名盤がそれぞれあるということでこちら🎹
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) January 29, 2021
📖本間ひろむ/アルゲリッチとポリーニ(光文社新書) https://t.co/e9ITNDtF2g#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/XUylxFfB0g
担当の自己採点★★★ そういえばラヴェルとドビュッシーをともに得意にしていた演奏家にミケランジェリという人がいますが、このイタリア人ピアニストはアルゲリッチとポリーニを指導したこともありました。個人的に偏愛しています。
『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』→『漢字三昧』
ドイツ語の「三色すみれ」の綴りを知ると、シュトルムのタイトルに込めた思いが、漢字の海に「母」が含まれている話くらい深いのでこちら🌺
— 光文社新書 (@kobunsha_shin) February 2, 2021
📖阿辻哲次/漢字三昧 (光文社新書) https://t.co/g9JNynvQT2#勝手に社内リレー#毎度のっかってすみません https://t.co/yCukdKqLpm
担当の自己採点★★ なんちゅう強引な応答(笑)。ドイツ語で三色すみれのことをStiefmuetterchenと綴りますが、これは「小さな継母」という意味にあたります。『三色すみれ』は先妻の娘と継母が葛藤する『渡鬼』みたいな図式ですが、ドロドロした読後感にはならないはずなのでご安心を。