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#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.57

光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。

『砂男/クレスペル顧問官』『千霊一霊物語』『怪談』→『視力を失わない生き方』

担当の自己採点★ 元ツイートの時分に安部公房を読んでいたのかどうか、『砂男』と『箱男』がごっちゃになっていますね。非常にお恥ずかしい。誠に失礼いたしました。視力いかんにかかわらず、まずは読み返しが大事という教訓です。


『モーリス』『チャタレー夫人の恋人』→『二塁手革命』

担当の自己採点★★★★ ざっと「二塁手新書」について調べてみたところ、阪神の岡田彰布元監督の著書が多数、西武の辻発彦監督、ロッテの井口資仁監督ほか、仁志敏久さんも出しているようです。これから狙うべきは、山田哲人選手か、ロッテ時代初期をカウントして落合博満さんといったところでしょうか。


『フォンタマーラ』→『蔵書の苦しみ』

担当の自己採点★★ その後正月休みに無事に読了しました。が、いまはまたまた齋藤先生が訳されたマッツィーニ『人間の義務について』が積読中。


『地下室の手記』→『雲を愛する技術』

担当の自己採点★★★ ドストエフスキーさんは偉大な作家というより、史上最大級の面倒くさい人、という気がしますよね。作品の素晴らしさと同様に、人間性のヤバさも超弩級に際立っていると申しましょうか。絶対に友達になりたくない人です。


『車輪の下で』→『バッタを倒しにアフリカへ』

担当の自己採点★★★ 『ノルウェイの森』のワタナベくんは、いささか古臭いところがあるけど悪くない小説、なんて評していましたが、個人的にはもやもやする読後感だった思い出があります笑。中学校の課題図書なんかによくなっているようですが、多感な時期の子どもに読ませるべきかどうなのか、親御さんの意見も聞きたいところです。この新訳は、高橋健二訳とは確実に違った印象なので、ぜひ読み比べてみてください。



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