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#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.61

光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。

『薔薇とハナムグリ』→『見るレッスン』

担当の自己採点★★★ ゴダールの『軽蔑』、ラブホテル街に移転する前、桜丘町時代のユーロスペースで観た記憶があります。BBが終始チャーミング。ものすごい存在感でした。


『崩れゆく絆』→『名作の書き出し』

担当の自己採点★★ なんだか説明的で野暮な返し…! 猛省いたします。『崩れゆく絆』のラストは素晴らしいですが、本邦の夏目漱石『それから』、中上健次『岬』あたりは遜色ない終わり方だと個人的には思います。


『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』→『メルケルと右傾化するドイツ』

担当の自己採点★★★ メルケルさん、昨年末に16年務めた首相をお辞めになりましたが、考えてみたらドイツの首相って物心ついてから4人しかいない…。コール、シュレーダー、メルケル、そして現ショルツ。コールとメルケルの2人だけで32年の政権ですからね。所変われば、であります。


『老人と海』→『魚はエロい』

担当の自己採点★★★★ この『魚はエロい』は、極私的光文社新書のベストタイトルです。


『奪われた家/天国の扉』→『ビートルズとボブ・ディラン』

担当の自己採点★★ 扉といえば、かまいたちの歌ネタが好きなんですが、なかでも「虹のドア」がキーワードになっている替え歌ネタが最高です。重ねて強引な話題設定ですみません。


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