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【動画】森村泰昌さん『自画像のゆくえ』刊行記念トークを特別に公開!!

美術家・森村泰昌さんが「自画像」という古くて新しいテーマを独自の視点でとらえ直した『自画像のゆくえ』(光文社新書)が話題です。このたび、刊行記念トークの映像を森村さんが特別に公開してくださいました。セルフィー(自撮り)全盛の時代に、いま、なぜ自画像論なのか。ぜひ、お楽しみください。

集大成の一冊

こちら映像は モリムラ@ミュージアム 内にある
記憶の樹 (Library & Salon)にて収録されました。
【収録日時:2019年12月1日(日)】


自画像のゆくえ:もくじ

はじめに
第1章 自画像のはじまり ―― 鏡の国の画家
第2章 カラヴァッジョ ―― ナイフが絵筆に変わるとき
第3章 ベラスケス ―― 画家はなぜ絵のなかに登場したのか
第4章 レンブラント ―― すべての「わたし」は演技である
第5章 フェルメール ―― 自画像を描かなかった画家について
第6章 ゴッホ ―― ひとつの「わたし」をふたつの命が生きるとき
第7章 フリーダ・カーロ ―― つながった眉毛のほんとうの意味
第8章 アンディ・ウォーホル ――「シンドレラ」と呼ばれた芸術家
第9章 さまよえるニッポンの自画像 ――「わたし」の時代が青春であったとき
終 章 最後の自画像
あとがき

森村さんプロフィール

森村泰昌(もりむらやすまさ) 1951年、大阪市生まれ。美術家。京都市立芸術大学美術学部卒業、同大学美術学部専攻科修了。85年、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真『肖像・ゴッホ』を発表。以降、今日に至るまで、一貫して「自画像的作品」をテーマに作品をつくりつづける。国内外で多くの展覧会を開催。ヨコハマトリエンナーレ2014ではアーティスティックディレクターを務める。2016年、「森村泰昌:自画像の美術史――「私」が「わたし」と出会うとき」(国立国際美術館)を開催。18年、大阪北加賀屋に「モリムラ@ミュージアム」をオープン。著書に、『踏みはずす美術史』(講談社現代新書)、『美術の解剖学講義』(筑摩書房)など多数。11年、一連の芸術活動により紫綬褒章を受章。

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