新刊『腸と森の「土」を育てる――微生物が健康にする人と環境』(桐村里紗著)の「はじめに」と目次をご紹介します
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新刊『腸と森の「土」を育てる――微生物が健康にする人と環境』(桐村里紗著)の「はじめに」と目次をご紹介します

新刊『腸と森の「土」を育てる――微生物が健康にする人と環境』(桐村里紗著)
人にとって最も身近な自然環境は「腸内環境」であり、そこは人が根を下ろす「土」にあたります。土壌に暮らす微生物が、食べ物と共に腸内に移住したものが腸内細菌の起源であり、人は今でも消化管を通して、自然とつながっているのです。
本書では、近年明らかになっている腸内環境と心身の不調との関連について最新情報を伝えつつ、人と地球の土を同時に改良する食べ物の選択の重要性と具体的方法を「プラネタリーヘルス」の観点から解説します。近代農法や畜産が環境に与える甚大な影響と、それを解決する農業や食の未来も伝えます。

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はじめに

「ヘルスケア」というエゴイズム

 
ヘルスケアのために、みなさんは普段、何をしているでしょうか?

医師としてお伝えしたいのは、「個人だけを最適化する」ヘルスケアやウェルネス(Wellness:WHOが国際的に提示した「健康」についての概念。身体の面だけでなく、より広義に定義している)は、実現不可能だという事実です。

新型ウイルスの蔓延によって、自分一人では健康になれないことを、誰もが思い知らされたと思います。どんなに自分の心身を完璧に保とうとしても、人は、環境の変化に翻弄されます。明らかに、人は環境と一体です。

人と人、人とコミュニティ、人と社会、人と生態系、人と地球全体が、「連続し、相互依存する一つの有機的なネットワークである」という巨視的な視点を取り戻した時、初めて、本質的なヘルスケア、ウェルネスとは何かが見えてくるでしょう。

従来のヘルスケアやウェルネスは、人という部分だけを最適化することを主目的にしてきました。革新的な「〇〇式ダイエット」や「〇〇菌を含むヨーグルトを食べましょう」的な腸活も、部分しか見ていなければ、結果は同様です(とはいえ、これらの実践も、視野を拡大することで進化可能ですので、ご安心ください)。

近代の医学は、本来、全体がネットワークとなり、相互に影響し合っている「身体」と「心」を分断し、さらに、身体を交換可能なパーツとして分断し、どんどん細分化していきました。

この分断思考が、他者や自然との連続性を失わせ、人を孤独に追いやりながらエゴを増幅させ、「自分だけで健康に、幸せになれる」という思い込みを生んだ原因です。

「プラネタリーヘルス」という概念で世界の病を解決


人があらゆる分野において、分断思考に基づいて自然を支配し、社会システムを構築した結果、人を含む地球全体の病を生んでいます。

心身の病気や飢餓、貧困などの社会問題、差し迫る環境問題など、SDGs(Sus-tainable Development Goals:持続可能な開発目標)に掲げられたあらゆる課題は、全て、人が自ら生み出し、全体を破壊しながら自らの首を絞めている、自己矛盾した状態です。

一人ひとりが健康な心身を保ちながら、壊れた世界を同時に治癒させていくためには、人を含む全体を最適化するヘルスケアが必要です。

「人と地球は別々な存在ではなく、相互依存関係にある」という考えを基盤に、多様な生物が生かし合う生態系を維持し、人を含めた地球全体の健康を実現することを「プラネタリーヘルス」といいます(*1)。

「プラネタリー」という言葉をイメージする時、脳内で「自分」対「地球」と分断せず、「自分をも内包した地球」という統合思考にシフトすることが、顕在化した問題を解決するために不可欠です。

プラネタリーヘルスを実現するアプローチは、内包される自分というシステムも健康にすることができます。

土の回復と、生命の網への再接続


そのアプローチとして、本書でご提案したいのが、根を下ろす「土」の回復です。難しい方法ではなく、日々の「食」という最も身近な営みこそが、核心です。

食は、土を回復し、人を生命の網(あみ)(web of life)へと再接続する媒介です。

今、「人類が、地球を覆う土に、隕石の衝突並みのダメージを与えた時代」として、地質学的に「人新世(アントロポセン)」という時代に入ったということがいわれています。土の破壊によって、人と地球の病が顕在化しています。

土が、人を含めた生態系を支える文字通りの土台であることを忘れてしまったために、コンクリートで塗り固め、土から離れ、健康な土作りの立役者である微生物を侵し、土を殺しているのです。

特に、増えすぎた人口をまかなうための農業や畜産、食品の工業化による影響が甚大です。

後戻りできない致命的な環境変化の臨界点「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」(*2)を突破してしまったという問題もすでにありますが、食糧調達による影響が甚大です。

そのようにして調達した食は、人が根を下ろす最も身近な土がある腸内環境をも破壊しています。「腸の中の土」作りをする腸内細菌へのダメージが、心身の病気を引き起こしているのです。

私たちの日々の食の選択は、農業や畜産を通して地球の土にも甚大な影響を与えると同時に、それと連続している「腸の中の土」にも影響を与えています。

じつは、差し迫る気候変動への対策として、食こそが最大のインパクトを与えます。

環境活動家のポール・ホーケンが、190人の研究者らとまとめた解決書『ドローダウン』(山と溪谷社)によると、エネルギーやプラスチック問題などその他の分野を抜いて、食糧分野の解決策を実行した総和こそが、最大の温室効果ガス削減になるとされています。

レジでプラスチックバッグを断り、サスティナブルっぽい気分を高めても、袋入りの菓子パンや牛丼をテイクアウトしていれば、明らかに環境負荷を与え、同時に自分の腸内の土も破壊しています。

SDGsを企業任せにしたり、企業の免罪符にせず、自ら一人ひとりが今、選択・行動する。

そのシフトが求められていますが、本書でお示しする方法は、環境のために自己犠牲を払うものではなく、自分をも豊かにしてくれる方法です。

本書では、これまで無視していた「裏」である土に光を当てます。食により人と地球の土を再接続し、人を生命の網(web of life)の一部へと回帰させます。最も身近な食の選択を通して、人と地球の土を回復し、プラネタリーヘルスを実現する方法をお伝えします。

生態系・生命のシステムへの洞察を深めることで、問題を作り出す分断思考を解き、巨視的視点へとシフトします。また、ノウハウを妄信する受動的な消費者ではなく、主体的に判断し最適な選択ができる主体へのシフトを目指します。

そうしたシフトこそが、カオス化したこの世界の問題を解決していく鍵になると確信しています。

本書の構成


第1章では、人と、森の土の相関を観察し、土と微生物へのリテラシーを高めていきます。

第2章では、食と消化管、腸内細菌による生命システムをシンプルに理解し、人と生態系を再接続します。

第3章では、人の土の腐敗・腸内環境の乱れによる心身の病気について、最新の情報をお伝えします。

第4章では、差し迫る環境問題と、食の選択の重要性と環境へのインパクトについて学びます。農業や畜産による甚大な環境負荷を知ると同時に、解決策となる革新的な方法をご紹介します。

第5章では、具体的に自分の腸内の土、地球の土を改良する食の選択と、土と生きるライフスタイルについてお伝えします。「微生物と共に生きる」を意味する「シンバイオティクス」な選択が鍵になります。


系統立てて深く理解するために、第1章から順にお読みいただくことをお勧めしたいですが、とはいえ、まず腸内細菌と心身の不調や病気の最新情報について知りたいという方は、第3章から、環境問題と食の関連について知りたい方は、第4章から、また具体的なノウハウを知り、即実践したいという方は第5章から、と、好きな順にお読みいただいてもかまいません。

今、人類は、「アンチ」(戦い­ー)から「シン」(共にー)の時代へシフトしようとしています。本書が、シン世界を共創するヒントになれば幸いです。

(*1) Environ Health Perspect. 2018 Jul 12;126(7).
(*2) Nature. 2009 Sep 24;461(7263):472-5.

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腸と森の「土」を育てる  目次


はじめに 

「ヘルスケア」というエゴイズム 
「プラネタリーヘルス」という概念で世界の病を解決
土の回復と、生命の網への再接続
本書の構成

第1章 人は森であり、腸内に土を持つ


人は森である――腸に土を内包している
森を見て、土を見る――表面・部分から裏面を含む全体へ
生物ダイバーシティが「生きた土」を作る
1gに100億~1000億個――微生物だらけの表土
相関する人と森のシステム
うんちは尊い――腸内細菌の祖先は土壌細菌
「善悪」二元論ではない――分解職人・腸内細菌の仕事
根と根圏微生物、腸と腸内細菌の共生関係
温室効果ガスを土に保存する土壌微生物
土の血流と呼吸を維持する――菌類の活躍
豊かな土はフカフカしており、健康なうんちもフカフカしている
微生物と根が作る神経ネットワーク
世界は微生物の楽園である
生命の網――人はピラミッドの頂点ではない
土は生命の「土台」――土を遠ざけた人間

第2章 消化管で人は自然とつながっている


複雑な生命現象のシンプルな法則性
人は腹に外界を内包した
生命は開放系――生と死の循環
体内と体外――自己と他者の境界線
ゲートキーパー「常在細菌叢」の居場所――穴という穴、全てに存在
人の遺伝子より、常在細菌の遺伝子の方が多い――「超生命体」としての人間
腸内細菌叢は優秀なアウトソーシング機関
戦い(アンチ)から共に生きる(シン)世界へ
人は微生物の楽園に生まれた「新参者」
微生物の世界は人間社会の縮図――バランス、相性、個性、多様性……
常在細菌より多い常在ウイルス(バイローム)のメタ解析も進む
生物のダイバーシティ――共生はユートピアではない

第3章 腸内の土の悪化が、心身にもたらす病


(1)腸と心身とのネットワーク関係


土壌腐敗が様々な病気の原因に
胎児期からリスクあり――腸内環境が乱れる原因
腸内細菌と心身の密談
脳から腸へのルート①自律神経系――ストレスは幼少期からプログラミングされる
2つの危機回避モード――「戦う・逃げる」か「凍りつき」か
安心できる環境の大切さ――腸内環境のバランスが保たれる
脳から腸へのルート②内分泌系――腸内細菌もストレスの影響を受ける
腸から脳へ――胃腸が弱っている人は、優柔不断で決断力がない
内臓は、感情や意志決定を左右する
「心身一如」――東洋の古典や、医学の祖ヒポクラテスに学ぶ

(2)腸内細菌と心身の疾患の具体的な関連


ストレスに過敏な人の腸内細菌
腸内細菌のタイプは性格まで決める――サイコバイオティクス
うつ病の人の腸内に多い菌とは――腸から気分を上げよ
発達障害と腸内細菌のアンバランス
神経変性疾患(パーキンソン病・認知症)は、腸の異常で起こる
歯周病菌が、重症の全身疾患を引き起こす
がんを抑制する腸内細菌と、促進する歯周病菌
大腸がんの進行に関わる細菌の存在
高すぎる免疫を腸から抑える――アレルギー・免疫疾患
常在細菌の多様性が失われかねない状況――新型コロナ
免疫寛容の賢者を育てる酪酸菌
肝臓は腸の情報を脳に伝えるインフォメーションセンター
寄生虫の存在が免疫に効く!?
感染症防御にも腸内環境が大切
代謝をコントロールする常在細菌――糖尿病・肥満との関係
皮膚も常在細菌に守られている――殺菌消毒による弊害

第4章 食と農業の選択で、土の未来を変える


(1)人が与えている、甚大な環境負荷


差し迫るグローバルリスク
地球のレジリエンスの限界を超えた環境変化――プラネタリー・バウンダリー
ドローダウン――「日常の食」こそが最大の環境インパクト
環境負荷の大きいタンパク質、小さいタンパク質
農村部ほど化学汚染している――土に1種類の植物が並ぶのは「自然」ではない
農業は人の原罪?――日本の里山に見る神との共生
近代農業が壊す自然環境――作物以外の生物を減らしたことで、起きたこと
「人新世」――人の活動による致命的な蛮行が地質に与えた影響
種メジャーの支配が、植物の力と多様性を破壊する
植物も、薬を使うことで抵抗力や栄養素を失う
ホールフードの力――植物は、全体性で作用を発揮する
年々低下する収穫量や栄養素含有量――化学肥料の問題
日本の農薬使用量は、米・露の数~数十倍
過剰な窒素肥料がもたらす環境・体内への被害
リン鉱山の享楽で破滅したナウル共和国
農薬が「腸の中の土」にもたらす悪影響
世界を食べ尽くす家畜たち
畜産は温暖化も促進する
工業化畜産による肉は、人体にも影響する

(2)未来と健康を変える「食と農業」


オーガニックの意味を知っているか
エコリテラシーを高めるエディブル教育「食べられる校庭・食育菜園」
農林水産省、2050年までに有機農業を25%に
「有機・オーガニック」=「安心・安全」ではない
地域で農をシェアするCSAシステム
コウノトリ、麦、レンゲ……持続可能な「環境保全型農業」の推進
回復のために積極的にアクションを起こす「環境再生型農業」
アウトドア企業「パタゴニア」がリードする、食と繊維による気候変動対策
農業により温室効果ガスを土に戻す
自然以上に生態系を拡張――ソニーの「協生農法」
耕起、施肥、農薬の使用をせず、生態系の自己組織化に任せる――協生農法の方法
農業を超えた、拡張生態系の創造
「生理学」ではなく、「生態学」からのアプローチ
人の心身も拡張生態系の一部
鳥取県のJリーグチームが協生農法を導入
新しい社会システムと共にある拡張生態系
土に根ざした生き方へのシフト
「食べられる景観(エディブル・ランドスケープ)」の広がり

第5章 微生物で接続する、腸と土、人と自然
――食の選択・ライフスタイル編


(1)腸内の土壌を改良する食の選択


食の選択への無関心は、心身を壊すことに
食べることは農業的行為である
人と地球のための健康食「プラネタリーヘルスダイエット」
12種類の作物と5種類の動物で75%のエネルギー――生物多様性の回復の必要性
プラネタリーヘルスダイエットの「型」
伝統食の多くはプラネタリーヘルスにぴったり
日常の食事は文化や土に根ざしているか
フレキシタリアンくらいから実践を
健康の根本は、腸内の土壌改良
腸内の土壌改良食――シンバイオティクス
タンパク質・油と腸内細菌の関係

(2)プロバイオティクス――腸と自然をつなぐ発酵食品


発酵という錬金術――栄養素もうま味も吸収率もアップ
麹菌、酢酸菌、乳酸菌
乳製品、小麦の環境への影響、心身への働き――モルヒネと同じ作用
乳製品は加工処理法に留意する――低温殺菌、ノンホモ牛乳、熟成チーズ…etc.
植物性の乳酸菌(漬け物)や納豆菌もすぐれもの
サスティナブルな飲酒は可能か?――お酒という発酵食品
ビール・ワインの、健康と環境への影響
りんごの発酵酒シードルに注目――これぞ発酵健康酒
日本酒は世界に誇る発酵技術――ただし糖質の摂りすぎに注意

(3)プレバイオティクス――腸内の有用菌を育成する


食物繊維は最強のスーパーフード――食べ物のカスではない!
ヘルシーフードの代表アボカドは、プラネタリーヘルス的ではない
豆類のイソフラボンを生かすにも、腸内細菌の多様性が重要
腸内細菌のエサになる炭水化物は何か?――小麦が与える環境負荷
グルテンがもたらす心身の不調に注意
米はモチモチよりポソポソ、雑穀も食べる
日本のメタンガス発生の第1の原因は稲作――農法で低減
砂糖はカンジダ菌の大好物――増えると腸内だけでなくあらゆる機能を低下させる
砂糖より、オリゴ糖・羅漢果甘味料がお勧め

(4)サスティナブルなタンパク源の選択


腸にも環境にも負荷をかけない食肉は?
放牧に関する試行錯誤「管理放牧」「林間放牧」
農耕民族日本人は、野生肉を食べてきた
魚介類でも、健康とサスティナビリティは大きなテーマ
未来のタンパク質、フェイクミート
救世主としての藻類のタンパク質――ユーグレナ、クロレラ、スピルリナなど
昆虫食新時代――ガストロノミー続々と

(5)あなたの腸内の土壌環境を知る


連日連食のファストフードが、腸内細菌1400種を殺す
すぐに変えることは難しくても、知るだけでも第一歩
腸内の土壌環境を知る――定着している腸内細菌の種類は人それぞれ
自分の腸内の土壌を調べる――腸内フローラ検査

(6)食べ物を大切にする、土に還る


日本国内の膨大なフードロス――日本人こそ取り戻したい「もったいない精神」
フードロス削減への取り組みやサービス――コロナ禍で加速
マイナス要因とされるものをプラスに変える「アップサイクル」
土と共に生きる「身土不二」

おわりに

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【著者プロフィール】
桐村里紗(きりむらりさ)
1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。tenrai株式会社代表取締役医師。臨床現場において最新の分子整合栄養学やバイオロジカル医療・腸内フローラ研究などをもとにした予防医療、
生活習慣病から終末期医療まで幅広く診療経験を積む。生命科学、常在細菌学、意識科学、人文科学、最新の数理学などをもとにヘルスケアの意味を再定義し、食や農業、環境問題への洞察をもとに人と地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルスケア」をはじめ、最新のヘルスケア・ウェルネス情報をさまざまなメディアを通じ発信している。主な著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか――体臭と口臭の科学』(光文社新書)など。

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