ゴジキが振り返る2021年の巨人軍【開幕カード】(投手編)
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ゴジキが振り返る2021年の巨人軍【開幕カード】(投手編)

熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)が巨人軍を分析。
ついに2021年のシーズンが開幕しました。巨人軍は好発進となりましたが、ゴジキさんの目には必ずしもそう映らないようで……? 今後の戦いを占うキーポイントを考えます。

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完璧主義が裏目に出た菅野、合格点の投球を見せた戸郷

巨人はDeNAとの開幕3連戦、以下のような結果となった。

第1戦 ○8対7(9回サヨナラ)
第2戦 ○10対5
第3戦 △1対1

まずは4年連続7度目の開幕投手を務めた菅野智之だが、この日はなかなか調子が上がらずに6回3失点と苦しんだ。投球割合を見るとスプリットが少なく、開幕戦ということもあり、大事にいきすぎるが故に球数が増えた。ただ、オープン戦の内容はよかったことや、昨シーズンも開幕当初はスロースターターだっただけに、今後の投球には変わらず期待できる。

2戦目に先発した戸郷翔征は7回1失点の好投で、内容と結果ともに合格点をあげられるが、さらなるレベルアップは必要だ。昨シーズン序盤のような圧倒的な投球を見せつつ、シーズンを戦い抜いていく。そんな3年目にしてほしい願望がある。戸郷に求められるハードルがそれほど高い。現状は序列的にも菅野に次ぐ2番手だが、エンジェル・サンチェスや畠世周が昨シーズン終盤のような働きを見せれば戸郷へのプレッシャーも多少は和らぐだろうから、それによってさらにパフォーマンスが上がることを期待したい。

盤石だったブルペン陣の整備は急務

昨シーズン中盤まで盤石だったブルペン陣だが、開幕1,2戦は失点する場面が見られた。
今季から新守護神を担う中川皓太をはじめ、高木京介、高梨雄平らの左投手が揃って失点を喫したが、オープン戦の段階で高梨が6試合に、中川と高木が5試合に登板していたことが気がかりだ。加えてチアゴ・ビエイラもオープン戦から5試合に登板しており、昨シーズンの勤続疲労を考慮できていないことや、選手の特性を全く活かせていないことがわかる。

今シーズンは9回までで試合打ち切りのため、昨シーズンのような不必要なマシンガン継投が繰り返されることも予想される。投手運用を含めた再度の見直しは急務であり、シーズン中盤から終盤に向けた戦いを左右するだろう。

ディフェンス力の維持は大きな課題

昨シーズンは、9月まで屈指のディフェンス力を誇っており、それにより勝ちを拾えた試合が多かったのは間違いない。ただ、今シーズンは開幕カードを終えた現時点では失策数がリーグワーストとなっており、こちらも改善が求められる。具体的なポジションに言及すると、二塁手に吉川尚輝を置くことで大きく変わっていくだろう。

開幕カードではオープン戦の調子を考慮して若林晃弘が二塁手を守っていたが、打力を含め二塁手に必要な水準に全く満たないため、吉川尚輝をここに置き、若林は外野に回していく必要がある。打線どうしても水物であるため、鉄壁のディフェンスを構築し、シーズンを戦い抜けるかに注目したい。

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