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ゴジキが大予想!2021シーズンブレイクする若手選手は誰だ!?(投手編)

熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)が巨人軍を分析。
今回はジャイアンツに限らず、12球団の若手から注目選手をピックアップ!今季のブレイクが期待される若手を紹介します。

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常勝軍団の将来の核になれる「若鷹」たち

まず名前を挙げたいのは、ソフトバンクの杉山一樹だ。昨シーズンから中継ぎとして結果を残しているが、今シーズンはさらなる飛躍が期待できる。
ソフトバンクは好素材型の投手を満遍なく成長させる環境に定評があるが、その中で杉山も中継ぎとして台頭してきた。やがては先発ローテーションの一角として活躍する日を迎えるべき投手だろう。最大の特長である並外れたスピードボールは昨年から目立っており、今年もオープン戦から155km/h以上のボールを連発している。馬力を含めた能力面は充分な選手なので、今シーズンは新人王を獲得するくらい活躍してほしい。

ソフトバンクでは2年目の津森宥紀も注目だ。ルーキーイヤーの昨シーズンはから一軍で登板機会を貰っているが、今年もオープン戦で防御率0.00と順調な成長ぶりを見せた。

また、ソフトバンクと言えば最後に田中正義の名前も挙げておきたい。2016年に5球団競合の末にドラフト1位で入団するも、故障などもあり一軍で目立った数字を残すまでには至っていない。「金の卵」のまま終わってしまうのか否か、今シーズンは背水の陣として活躍が期待される。

高卒2年目を迎える宮城大弥・西純矢・佐々木朗希

2019年に甲子園やU18を賑わせた阪神・西純矢、オリックス・宮城大弥、ロッテ・佐々木朗希の3選手も注目だ。

宮城は、高卒2年目ながらも開幕ローテーションの一角を期待されている。甲子園を沸かせた選手だったが、プロ入り後の成長は著しく、オープン戦の阪神戦でのピッチングもストレートがピュッとくる感覚はもちろんのこと、変化球のクオリティも圧巻だった。

次に西は、将来的に先発ローテーションを担う存在として期待大だ。高校時代は序列的に見ると奥川恭伸や佐々木の次なるポジションだったが、現在はそれ以上のポテンシャルを秘めている。

そして佐々木だが、今年のオープン戦でようやく実戦デビューを果たした。元々の素材を見ると、今の段階でもある程度は勝てる実力はあるのではないだろうか。プロ水準レベルの投球術や速い変化球(スラットなど)を完璧に取得したら、一気に球界トップクラスの存在になりそうだ。

復活の兆しを見せる藤浪晋太郎

最後は、既に若手ではないが、藤浪晋太郎を挙げたい。大阪桐蔭時代には春夏連覇を成し遂げ、U18でも活躍。プロ入り後も2013年から2015年までは、高卒ながらも3年連続で二桁勝利を記録した。特に、2015年は221奪三振を記録して、最多奪三振を獲得するなどのキャリアハイ(14勝7敗防御率2.40)のシーズンだった。

しかしこのシーズン終盤に肩を痛めたこともあり、以降のシーズンはフォームを崩すなどして、「未完の大器」のまま燻っていた。その中で、今年のオープン戦ではかつての輝きを取り戻しつつある。開幕投手にも指名された藤浪の、奮起を見せる投球に期待したい。

その他の若手投手では、広島のルーキー栗林良吏や大道温貴、阪神の石井大智あたりが注目だ。今シーズンから将来的に成長し、球団に対して大きなリターンを与えられる存在になれると見ている。

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