【53%OFF/499円】佐藤岳詩/「倫理の問題」とは何か【Kindle日替わりセール】
おはようございます。光文社電子書籍担当の佐藤です。
本日もKindle日替わりセールのお知らせです!こんなにも連日、セールのお知らせをお届けするのは初めてのような気がします。
10月24日(日)限定、Kindle日替わり特別セール!
佐藤岳詩/「倫理の問題」とは何か
通常価格 1,078円(税込)→→約53%OFF 499円(税込)
それは良いことか、悪いことか。これは正義か、不正義か……。倫理の問いは、ちょっとしたひっかかりから、大切な日常がゆらいだときに現れる。しかし、私たちの多くは「そもそも倫理とは何なのか」という前提をきちんと理解していない。本書では倫理学者である筆者が、現代西洋倫理学のさまざまな立場を通じて、メタ的視点から「倫理」について考えていく。自分と他人、そして世界の眺め方が変わる、メタ倫理学の入門書。
2021年4月新刊がKindle日替わりセールに登場です。
皆さま、倫理、というと何が思い浮かびますか?
私は高校時代の倫理の授業の先生のお顔です。太い眉に大きな瞳で「ボクの授業は一年間ソクラテスの話をします」とおどけながらお話してくださったS先生。ソクラテスの話の内容は全く覚えていませんが、「きぃええええええええ」という興奮した際に先生から発せられるお声と、「世界は水です!!!!」と興奮気味に大きな目を見開いて訴えていた先生のド迫力のお顔しか記憶に残っていません。印象に残っているのは常に興奮気味の先生のご様子。倫理とはなんだったのでしょうか……。
本書はそんなわたくしに改めて「倫理とはどんなものなのか」ということを考えるきっかけを与えてくれました。
コロナ禍を通して善や悪、正義で他人の行動を断じるケースが多発しました。また、昨今、体罰やハラスメントの認知件数が増加しています。これまで見過ごされてきた、我慢すればよいとしてされてきたものが表面化してきたということであり、少しずつでも世界が倫理的に良い方向に進んでいることを示しているともいえるかもしれません。
とはいえ、倫理とはどんなことなの?
何を考える問題で、どう向き合えばいいの?
と考え始めると途方にくれてしまいます。
本書は様々なケースや学説を引用しつつ、メタ倫理学からわかりやすく導いてくれるのです。
発売当時、noteで序章を公開しておりますので、ご興味をもたれた方は是非ご一読を!
本書はこれはよいの?悪いの?という問いに対して明確な回答を与えてくれるものではありません。倫理というと概念的なもので現実生活には結びつかない、という捉える人もいるかもしれません。
しかし、例えば最も身近なところで問題になることの多いハラスメント行為。当事者にその意図があるかなしかはハラスメントには関係がありません。「そんなつもりはなかった」「ハラスメントになると思わなかった」という声もよく聞きますが、そんなときに参考になるのが倫理について考えることなのではないかと感じています。
何度でも読み返したい一冊であり、身近な人を含め多くの方に読んで参考にお考えいただいただきたいと願う一冊です。
佐藤岳詩/「倫理の問題」とは何か
本日は発売から半年で、約53%OFFの499円となっております!
10月24日(日)限定です!!
光文社電子書籍担当の佐藤がお知らせいたしました!
光文社新書は創刊20周年、電子書籍はKindle日替わりセールに加え、20周年フェアも各主要電子書店で展開中です!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。