宝塚ファンです……電子書籍フェアやります……!
皆様、本日はようこそ光文社新書のnoteにいらっしゃいました。
光文社電子書籍担当で宝塚ファンの佐藤です。
今年も心ときめく宝塚の開演アナウンス風にしてみました。
昨年に続き、今年の夏も、電子書籍フェアを展開いたします!!!!!!!
2022年の夏、ギャッツビーやリスト・フェレンツが気になる皆さまへ!!
以前、宝塚でギャッツビーをやるんですぅ!とはしゃいでおりましたら、後日、社内の会議の資料を見て衝撃を。そこにはいろいろ大切な情報が集約されているのですが…………。
・既刊「グレート・ギャッツビー」7/16~月組公演。
って一行、あったんです。
光文社古典新訳文庫の編集部のところに。私は今、その会議資料を完全そのままコピペしました。何に衝撃を受けたかお気づきになりますか………?
……………おわかりになりました???
「宝塚」ってついてないんですよ……、前にも後ろにも。説明もない。
初日の日付と月組公演とだけ添えてある。前後には古典新訳文庫のなんかとても真面目で真剣そうな会議単語がならんでます。
光文社という会社は「宝塚」とつけずとも「月組」だけで、麗しい月城かなとさん率いる月組さんだと通用するようになっている……!という衝撃を受けたのでした。おそらく、会議出席者に宝塚ファンは一人もいない状態なのですが。それでも!!!
と、その瞬間に胸が熱くなり………宝塚関連書籍を集めた電子書籍フェア、今年もやりたくなってしまいました!ギャッツビー舞台化されますし!
宝塚ファンの方はもちろん、そうでない方にもおすすめしたい小説、教養、人文書を集めました!電子書籍フェア初参加作品も入ってます!
光文社古典新訳文庫の『グレート・ギャッツビー』はもちろん、『ポーの一族』の原作者、萩尾望都さま論の光文社新書『萩尾望都がいる』、『銀ちゃんの恋』のつかこうへいさんの大ベストセラー『娘に語る祖国』(“娘”は雪組元トップ娘役愛原実花さん!)、もちろん、シャーロック・ホームズ全集、そして今年は江戸川乱歩も、山田風太郎も参加してます。
対象書目リストはこちらです……!
それではいくつかご紹介いたしましょう。
①グレート・ギャッツビーをはじめとした光文社古典新訳文庫 →50%OFF
光文社古典新訳文庫はギャッツビーから、トルストイ、ドストエフスキーにプーシキンまでそろってます!
光文社古典新訳文庫のギャッツビーはKindleUnlimitedでも読めるようになってます!是非こちらもご利用くださいませ…。
シャツの場面がとても好きなので……今回はどんな演出なのでしょうか……。
杜けあきさんバージョンのギャッツビーしか観たことないので、今回の月組のギャッツビーをとってもとっても楽しみにしています!!
私は東京初日に観に行きます!!待っております、日比谷で!
そして宝塚大劇場公演再開、おめでとうございます!!!!!!公演再開のお知らせ、心待ちにしておりました。
※まさかフェア開始日と公演再開日が重なるとは思いませんでした……(企画は一か月以上前には設定されていたのです。。)。
②『萩尾望都がいる』&独断と偏見の宝塚作品に登場する人物たちとゆかりがありそうな光文社新書→30~50%OFF
極上の美、永遠の命……『ポーの一族』は名作ですよね……、そして『トーマの心臓』も。萩尾作品は語りだすと止まらなくなります。扱うテーマごとに作品の魅力を丁寧に語りつくしてくれる一冊。まだ読んでいない作品は読みたくなりますし、過去に触れた作品は懐かしく、愛しくなります。
今回は発売間もないけれども、ぜひぜひ、どうしてもおすすめしたいので30%OFFでフェアに参加しております……!
また、宝塚作品にはロイヤルな方々の登場頻度が非常に高いんですよね。中野京子さんの名画で読み解くシリーズでヨーロッパの主要なロイヤルたちの物語おさえておきましょう。『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』、今ならキャンペーンで半額です。539円!(※参考Kindle価格)
ゆかり深いといえば、オーストリア皇后エリザベート様、シシィ。かの有名なフランス王妃アントワネット様もご実家のハプスブルク家の方としてご紹介しております。
中野京子さんの名画で読み解くシリーズの対象作品はこちらです!
そして宝塚歌劇といえば、いわずもがな小林一三先生です!
③シャーロック・ホームズ全集+つかこうへい作品など過去に宝塚で上演された原作者たちの光文社文庫→50%OFF
シャーロックホームズ全集9冊全てが50%OFF!
KindleUnlimitedに2冊入ってます!
※こちらは期間限定となっておりますので、お早目に是非ご利用くださいませ!
実は光文社にはつかこうへいさん作品もございます!
『娘に語る祖国』は皆さま、お読みになられたでしょうか。昔、光文社にきたばかりの頃、隣の編集部のお姉さんに「私のイチ推し本です!!」とおすすめされた心奮える名著です。
つかこうへいさんがお嬢様(雪組元トップ娘役愛原実花さん)に語りかける形でつづられた“祖国”とは。
これが現在50%OFFなのですが、電子書籍としてのフェアに参加するのは今回初です。次もいつ参加するかわかりません。どうか、どうか、多くの方に読んでいただけますように。繰り返しますが、素晴らしい本なので
す……!!
昨年の夏、再演されたつかさんの『蒲田行進曲』の宝塚版「銀ちゃんの恋」。横浜までせっせと通う電車の中で、銀ちゃんの世界により浸りたくて読み返していた本書です。ユーモアと優しさがたっぷり詰まってます。国とは何だろう……と思いをはせ、そして横浜中華街行きの電車の中で泣きました。銀ちゃん、かっこいい!と思った方には是非読んでいただきたい、触れていただきたい、知っていただきたい名著なのです。
そして今年は江戸川乱歩も、山田風太郎も参加してます。過去に『黒蜥蜴』もありましたし、『柳生忍法帖』もありましたよね?原作者関連書籍です!!
④スペシャルゲスト!!『新しい女―19世紀パリ文化界の女王マリー・ダグー伯爵夫人』 (ディスカヴァーebook選書)
じゃーん!!スペシャルゲスト登場!光文社新書のnoteですが、光文社古典新訳文庫、光文社文庫など他のレーベルに加えて更に、他社さまのご本をご紹介!!
現在、東京宝塚劇場で絶賛!上演中の『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』のヒロイン、マリー・ダグー伯爵夫人の評伝です。ディスカヴァー・トゥエンティワンさんの御本です!
………おお。なんと情熱的な。さすが、リスト・フェレンツ。
6月に花組さんの舞台を観て、関連書籍をせっせと集めていたのですが、こちらの本はなかなかお高くて手がでなかった……のですが、なんと、この度電子化されました!嬉しい!
谷口奈緒美社長は実は大学時代からの友人です。苦楽を共にし、卒業旅行も二人で行きましたわね……。そしてしばらく宝塚ファンとしてお休みしていた私を呼び戻したのは谷口社長です。先日、日比谷で宝塚をご一緒した際に
「今度、マリーの本を電子化するの」
「おおお、今、手に入りづらいから嬉しい~ありがとう!最高!」
とても嬉しかった&ちょうどギャツビーの舞台化にあわせ、電子書籍フェアをやるので、是非、一緒に展開いたしましょう!というお話になったというわけです。
谷口社長の情熱でマリーのご本が読みやすくりましたし、是非皆さま、お読みくださいましね。今ならこちらも期間限定、KindleUnlimited入りされているそうです。
私も絶賛読み途中。ダグー伯爵夫人、なかなか情熱的な方です。
先日、待ちにまった東京公演も始まり、観劇してまいりました!
柚香さん、最高に煌びやかな社交界のスーパースター!水美さんのショパンの優しさと軽やかなダンスが好き!永久輝さんのサンド、魅力的すぎます!まどかちゃんのお歌にはまってます!音ちゃんの迫力に圧倒されてます!一度パリを捨てたらもう二度とはここへは戻れない……!!!
また行きます!どうか、どうか千秋楽まで無事に幕が上がり続けますように。※8月20日、再び休演になってしまい涙しましたが、再開を信じて待ってます!!!!!!
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担当者の嗜好まるごとそのまま企画ではございますが、宝塚ファンの方もそうではない方も、ご興味をもっていただけましたら幸いです!
最後に、本日、8月19日(金)から兵庫県の宝塚大劇場でギャッツビーは公演再開予定です。月組さん、待って…待っていました!!うううう(涙)。全力で、全力でおめでとうございます!!!!!
日々せっせとお仕事に励み、宝塚の魅力を伝えるべく勤しんでおります。
昨年、「宝塚でホームズやるなら観たいです!」と言ってくれた若者(古典新訳文庫)は、動画で予習して日比谷でマカシャンを振ってくれました。先日も花組公演を観に行き「柚香さん、かっこいいですね……」と言ってくれた頼もしき人です。また、宝塚、観に行きましょうね!!
本日は光文社電子書籍担当の宝塚ファンな佐藤がお届けいたしました。
引き続き光文社新書、光文社電子書籍(紙も!)どうぞよろしくお願いいたします。
※昨年のフェアの記事はこちら。念のため。