ネックは羞恥心!?「ライトランゲージ」(宇宙語)の習得に秘かに挑戦!|辛酸なめ子 #10
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

ネックは羞恥心!?「ライトランゲージ」(宇宙語)の習得に秘かに挑戦!|辛酸なめ子 #10

宇宙語を話す?

 最近、周りで宇宙語を話せるとか、宇宙とつながっているという人が増えています。今、地球人として、なかなか旅行もできず、緊急事態宣言などで制限される日々。宇宙人と交流できれば気が晴れて視野も広がりそうです。何か高次元のアドバイスをいただけるかもしれません。

 以前、宇宙とつながった友人から教えてもらったのが、マスクの下で適当な宇宙語を話すという方法。マスク生活を生かし、「マスクの下でブツブツ言葉にならないようなことを言っていると結構降りてきますよ」とのこと。適当な音を発していると、どこかの宇宙につながってメッセージが降りてくるそうです。宇宙人にナメてるのかと思われそうな説ですが、信じてやってみたいです。

 最近「ライトランゲージ」と呼ばれている、一種の宇宙語が話題です。宇宙からのエネルギーを音にしたもので、検索すると海外や日本でライトランゲージを話す人の動画がたくさんでてきます。

 例えば、ライトランゲージで有名な方の動画を観たら、「エディッシュオケビーゲービッシュエティッシュケーヒッリ……」みたいな、何語でもない不思議な音を発したあと、「自分自身の感覚がどこが動くか注意してみてください」「美しい世界を見たいのであれば美しい翻訳をしていきましょう」と、自分で通訳していました。

 凡人の私は、文法とかどうなっているんだろう……と、つい地球のルールに当てはめてしまいそうですが、動画でライトランゲージを喋っている人は、どこか陶然とした表情で、宇宙のバイブレーションに包まれて気持ち良くなっているようです。

 私の方はまだ羞恥心が邪魔をして、そこまではっきりした言葉を発することができず、マスクの中でブツブツ言うのが精一杯でした。そして何か返ってきたような感覚を脳内で翻訳すると、宇宙人が、試練に遭っている地球人を応援してくれている、という思いが伝わってきたような……。マスクの中でつぶやいていたら、向こうから「長谷川◎◯です!」と自分の名を連呼している男性が歩いてきました。彼も宇宙とつながっていたのかもしれません。

画像1

「イカサールタシュクールキリウスケイヤカー……」
「アパカルケルコルコラコル……」

 先日、「熊谷ヤバイラジオ」という局の「スジャータ女史の殺る気のあるラジオ」の公開収録に少し立ち会う機会がありました。「ラントランゲージトランスレーター」の方々など宇宙語ができる人が集まるというので期待を胸に会場へ。私は英語やフランス語など様々な語学に挫折してきましたが、それを飛び越えて宇宙語を習得したいところです……。

 公開収録は高円寺のカフェで行われました。ライトランゲージが話せるKさんという男性は「最近は寝言でもライトランゲージなんだけど、だんだん日本語を忘れていく。日本語喋るの面倒くさい」とまでおっしゃっていました。そしていきなり「イカサールタシュクールキリウスケイヤカー……」とライトランゲージを発すると、ユニットで活動しているMさんという美女が
「ネガティブかポジティブ、意識がどちらに向いているかが重要です」などと、ほぼ同時に通訳。すごい能力です。

 Kさんによると、交流したい宇宙人のことを思って、そちらにアンテナを立てるように意識するとつながるそうです。今、地球人と縁が強いのはプレアデス星人、アンドロメダ星人だとか。ちなみにプレアデスなどは恒星ですが、いわゆる太陽のような恒星には肉体を持たない宇宙人が住んでいるそうです。そこで太陽に住む宇宙人の言葉を話し出すKさん。「アパカルケルコルコラコル……」とかなり早口で超音波のよう。宇宙人によって言葉が全然違うのもちょっと信憑性あります。

 太陽などの恒星との接し方について太陽星人に聞いてみたのですが、「儀式に従ってでも、感謝の思いで見るのもいいですし、ご自身の気に入った方法でコンタクトをとるといいでしょう」と、Mさんによって同時通訳されました。

「トコトココロコロコロ……コトコトコロコロ…」
「ワオ~~~ン!!」

 主催者のスジャータさんも、急に龍からのメッセージをライトランゲージで降ろしたくなったそうで、「トコトココロコロコロ……コトコトコロコロ…」と玉を転がすような音を発しました。すかさず通訳するMさん。「私たちは古くから日本を守り地球を守っています。みなさんが一番身近に感じていただけるエネルギーが龍です。安心してこのエネルギーに触れて自分を活性化させましょう」だそうです。

 そのあと、チャネラーのOさんが加わって「自分とつながると全てのエネルギーと交信できるのよ」と、高次元の宇宙人のメッセージを伝えてくれました。

「自分のソースとつながって……」などと話していると、Kさんが今度は「ワオ~~~ン!!」と遠吠えしだしました。犬型宇宙人でも降臨したのでしょうか。その後も、Oさんが宇宙のエネルギーについて話しているときに、「グルルルル」と喉をならしたりしていました。相づちを打っていたのでしょうか。宇宙人が地球人のエネルギーを興味深く思っている、という話になると「ワン!」とまた犬型宇宙人の合いの手が。以降も時々「ワオ~~!!」と遠吠えもしていました。宇宙語の夕べはカオス状態に。あとで真意を伺ったら「言いたくなった」と、明るい表情のKさん。ライトランゲージは置いておいても、言葉にならない叫びを発するのは自己の解放になり、ストレスが解消されそうです。 また、同席者の皆さん真剣に聞いていたので、笑いに流されない高次元の空気を体感できました。時々笑いそうになる自分は、まだ精進が足りません。そして帰りの電車で塾帰りの超難関進学校の女子たちと一緒になったのですが、彼女たちもライトランゲージかと思うほど、超音波のような早口でトークしていました。人間は進化しているのを感じました。

宇宙とのつながりを強めるには

 また別の日には、ETコンタクト・ガイドで、テレビにもたびたび出演しているグレゴリー・サリバンさんの話を伺う機会がありました。チャネラーを名乗る人が多くなっていますが、にせの情報も多いことを憂慮されていました。情報ソースもネガティブな宇宙存在からのものだったりすることがあるそうです。表面的なメッセージよりも、自分自身の体験に基づいた直感が重要だとか。

 UFOを何度も目撃していて宇宙経験値が高いグレゴリーさんは、ライトランゲージを用いなくても、いつでも高次元の宇宙人とつながれるそうです。「お風呂の時などに宇宙エネルギーを浴びて、コロナウイルスやブルーライトの害から守ってもらっています」。オンライン化しつつある世の中ですが、新しいデバイスはブルーライトが強くなっていて、松果体の動きを弱めてしまう、という説があるそうです。頼むだけならタダなので、守ってください、と宇宙に呼びかけてみたいです。

 最近は地球にはびこっていた悪いレプティリアン(人間の生命エネルギーをエサにしている宇宙人)も駆逐されつつあり、渋谷の地下にいたモンスター的存在がいなくなったり、東京も浄化されて空気が軽くなっている、といった朗報も伺いました。宇宙人のニュースをアップデートすることで、宇宙とのつながりを強めたいです。

 また、懲りずにライトランゲージに挑戦し、マスクの下で言葉にならないひとりごとをつぶやきながら近所を歩いていました。すると、知らない間に新しくできていたおしゃれなカフェに導かれ……。ふだん行かない裏通りで発見しました。これも宇宙人のナビゲーションでしょうか? 

 つぶやき程度のライトランゲージだと、こんな風に日常の些細な恩恵が。もっと堂々と口に出して話せるようになったら、高次元の叡智がもたらされるのかもしれません。

今月の教訓

羞恥心という心のブロックを外して無心になることで、宇宙の存在とつながれる。 

画像2

著者プロフィール

辛酸なめ子(しんさん なめこ)
1974年東京都生まれ、埼玉県育ち。 漫画家、コラムニスト。女子学院中学校・高等学校を経て、武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。恋愛からアイドル・スピリチュアルまで幅広く執筆。著書に『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)、『女子校育ち』(ちくまプリマー新書)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎文庫)、『霊道紀行』(角川文庫)、『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、最新刊に『女子校礼讃』(中公新書ラクレ)がある。

辛酸さんの新刊『新・人間関係のルール』6月16日発売!

『新・人間関係のルール』目次

まえがき
【その1】人間関係のテクニック
【その2】試練への対処法
【その3】同調圧力のかわしかた
【その4】コロナで変わった人間関係
【番外編】人間不信になる前に
あとがき

好評連載「新・大人のマナー術」はこちら

辛酸さんの好評既刊『大人のコミュニケーション術』


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
光文社新書

よろしければサポートをお願いいたします。もっと読んでいただけるコンテンツを発信できるように、取材費として大切に使わせていただきます!

いい本との出会いがありますように!
光文社新書の公式noteです。2021年10月17日に創刊20周年を迎えます。光文社新書の新刊、イベント情報ほか、既刊本のご紹介や注目の連載をアップしていきます。お気に入りの一冊について書かれたnoteを収録するマガジン「#私の光文社新書」は、投稿をお待ちしています!