かんぽ、大手、それとも外資…? 実家に帰ったら親に「保険のこと」を聞いてほしいワケ


こんにちは。編集部の高橋です。
本日、金融庁がかんぽ生命と日本郵便に一部業務停止命令を出しました。

そこで今回は、私が担当した本の紹介をさせてください。
11月20日に発売された『生命保険の不都合な真実』です。


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(↑「かんぽ生命は、闇だらけ」はなかなか気に入っている章タイトルです)

ちなみに、仮タイトルは『安心を奪う生命保険』でした。
かんぽ生命の不正販売問題が念頭にはあったのですが、そもそも民間企業を含め「生命保険」という商品が消費者のためになっていないのではないか?という根本的な問題意識からスタートした企画だからです。

人の安心を守るために生まれたはずの生命保険が、人の安心を奪う――。このような矛盾がどのような背景で生じているのかを、朝日新聞の若手記者・柴田秀並さんが丁寧に追っていきます。

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(↑こんな感じで目次を作っています)

個人的にも、かんぽ生命の不正販売は本当にひどい事件だなと感じます(本書でも「90代の女性に54件の契約を重ねた」などの衝撃的な事例をいくつか紹介しています)。ただ、その一方で「なぜこのような事件が起きるのか」「なぜこうなるまで見過ごされていたのか」を知らない限り、同じような事件は繰り返されるでしょう。保険業界がどのような商品を開発し、どのようなアクシデントを体験してきたのか。銀行や金融庁との複雑な関係、社内の体質や組織構造…etc。柴田さんが書いているように、表に出てくる話はまさに「氷山の一角」でしかないのです。

そして、皆さんの親御さんがその被害者になる可能性も十分にあるのです。下手に危険を煽るわけではありませんが、実家に帰省するタイミングでそれとなく「保険のこと」を触れてみてもよいのではないでしょうか。

新聞記者だからこそギリギリまで書ける、各登場人物のせめぎあいも読みごたえたっぷりです。「自分の保険を見直してみる」という体を張った内容も収録されています(この時の某職員と柴田さんのやり取りは、なかなか興味深いです。おそらく皆さんも似たような体験があるはず)。

「これはおかしいでしょ!」「まあ、その気持ちはわかるかな」「これは仕方ない、のか…?」などなど、いろいろな感情がわきあがること間違いなしです。ぜひご自分の、家族の、親の保険のことを頭の片隅に置きながら読んでみてください。

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