【残暑見舞い】オリンピック、甲子園、プロ野球後半戦。野球が最高潮に盛り上がる季節に
熱烈な巨人ファンで、多くの野球マニアや選手たちからフォローされるゴジキさん(@godziki_55)。
今回はゴジキさんから読者の皆様へ、残暑見舞いを兼ねて、最近の活動のご報告をさせていただきます。
本連載がもとになっている書籍『巨人軍解体新書』はこちらからお求めください↓↓↓
「本がすき。」での初執筆から2年
侍ジャパンが悲願の金メダルに輝いた東京オリンピックが終わり、これから未来を担うスター選手となる金の卵たちが集まる夏の甲子園が、2年ぶりに開幕しました。明日からは、プロ野球の後半戦も始まります。
これまで様々な媒体を通じて発信してきましたが、ちょうど2年前の8月、光文社のメディア「本がすき。」で寄稿をしました。今では巨人軍の記事を書くことがメインとなっていますが、この時最初に執筆した内容は、高校野球についてでした。この仕事を始めて2年ほどが経ちましたが、自分の中で色々な試合、プレーを咀嚼しながら、振り返りつつ書いています。
また、昨年の6月からは「REAL SPORTS」でも書かせていただいてます。今年に関しては、月に2本ほどのペースで執筆しており、反響もあるので引き続き頑張っていきたいと思います。
野球ライターとして本格的に書き始めてから1年経つか経たないかの段階ですが、複数の媒体で書かせてもらえることは本当に恵まれていると今も思っています。このような機会を与えてくださったお股ニキさんや、編集者の方々には大変感謝しております。
本連載からももうすぐ1年
昨年の8月に書籍『巨人軍解体新書』の出版が決まり、9月に同タイトルの連載が、光文社新書noteで始まりました。
これまでにはなかったインタビュー記事や、巨人軍のディープな内容まで書かせていただき、note経由でTwitterのアカウントをフォローしてくださる方も増えてきました。
さらに、昨年末には「THE DIGEST」(Slugger)でも記事を書かせていただき、出版に向けていい弾みがつけられたと思います。
こちらでの連載は今年の9月で1年経ちますが、多い時は月に10本以上発信させていただいており、おそらく年内には、合計100本以上の記事数のストックになりそうです。
今年の春にデビュー作『巨人軍解体新書』出版
そして今年の3月、書籍『巨人軍解体新書』が出版となりました。
最初に書籍執筆のお話をうかがった際は、本業はもちろんのこと、noteの連載と同時並行で一冊の本を書き上げることに多少の不安はありました。その中で、当初の予定通りシーズン開幕直前の3月に出版ができて良かったです。「21世紀の巨人軍」というテーマを軸に、これまでのスター選手や他球団の目線から見た巨人軍、現在の巨人軍に新たな風を吹かせてほしい選手……などなど、遊び心も交えながら書かせて頂きました。
大枠の内容は12月頭には書き上げることができましたが、さらに完成度を高めるため、期日いっぱいまで手を加え続けました。そのため、巨人軍に関するリアルタイムの動きはギリギリまで追うことができています。過去から未来への流れを意識し、ジャイアンツを徹底解剖したつもりです。さらに、多くの方が気になるパ・リーグ球団への対抗策も、1章分を割いて考察しました。
数万字以上の原稿を書く機会など、これまでは学生時代の卒業論文くらいしかありませんでしたが(普通、たいていの人はそうだと思いますが)、執筆を終えてみると達成感がありました。こういった機会を今後も大事にし、しっかりした内容のより良いものを、さまざまな媒体から届けていきたいと思っています。
また、おかげさまで売上ランキングの順位も光文社新書の3月期で4位に入り、自分でもびっくりしました。
プロ野球選手の方からもご感想等を頂いたりと、多くの方に読んでもらえて大変光栄です。加えて、「スポーツ報知」や「週刊プレイボーイ」による取材や、「文春野球」での執筆の機会などもあり、そこからも広がっていきました。
このようなご縁とご機会を大切にしながら、引き続き精進していきたいと思います。
今後の活動について
さて、今後の活動に関してですが、光文社新書から『巨人軍解体新書』を出版したことを機に、さまざまな依頼をいただきました。
今お知らせできるものとしては、イレギュラーな開催となった東京五輪の野球競技をまとめた書籍『東京五輪2020 「侍ジャパン」で振り返る奇跡の大会』(インプレス)を、8月31日に発売させていただくことになりました。
この書籍の発売が決まったのは7月上旬でしたが、なるべくオリンピックに対する熱が冷めない内に、8月中に発売できるよう約1ヶ月という短いスパンで一気に書かせていただきました。
金メダルが当たり前とされていた中で世界一になった野球ですが、今大会にかけるモチベーションの高さやメンバー選出のバランスの良さ、ペナントレースを休ませたNPB機構の協力もあり、大会前からほぼ確実に金メダルを獲得できると思っていたので引き受けました。
この書籍以外にも、いくつかの企画が進行中ですので、また皆様にお知らせできる日を楽しみにしています。今の野球を追いかける以上、どうしても執筆はタイトなスケジュールになりがちですが、今後もできるだけ質の高いコンテンツを発信していきたいです。また、やがては野球以外のテーマに関しても、自分の幅を拡げて挑戦出来たらと思います。