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#勝手に社内リレーPLAYBACK vol.55

光文社新書のTwitterで月〜金につぶやいている「#勝手に社内リレー」を厳選プレイバックしていくこちらの連載。光文社古典新訳文庫のツイートを受け、光文社新書が「勝手に」ひもづけて、あるいはこじつけて既刊本をご紹介していきます! 担当・田頭の「勝手な」ふり返り付き。

光文社古典新訳文庫 ベスト・セレクション for Teens→『バッタを倒しにアフリカへ』

担当の自己採点★★★ この20冊の選書、すごく個性的でいいですよね。『崩れゆく絆』が入っているところなんて素敵です。光文社新書もTeens向けのセットを作ったら面白そうですが、バッタ博士のご本は必ず入ってくるでしょうね。


『マダム・エドワルダ/目玉の話』→『現代思想のパフォーマンス』

担当の自己採点★★★ 古典新訳文庫らしい一冊を挙げるとなると、個人的にはこの『目玉の話』が必ず思い浮かびます。酔狂なかたは、生田耕作訳の『眼球譚』とぜひ読み比べていただければ。バタイユの印象が少し変わると思います。


『失われた世界』→『社会をつくる「物語」の力』

担当の自己採点★★ 子どもの頃に大好きな作品でした。チャレンジャー教授の粗野で口が悪いのにどこか憎めないというキャラクターに惹かれてしまったんですね。ドイルという人はつくづく人物造形が巧みだと思います。


『ペスト』→『心配学』

担当の自己採点★★★ 9月につぶやいた内容ですが、4か月以上たった今もまだ状況が変わっていないとは……。さて、さらに4か月後はどうなっているでしょうか。


『アルプスの少女ハイジ』→『ビタミンDとケトン食』

担当の自己採点★★★ ケトン食については古くは古代ギリシアのヒポクラテスが言及しているそうですね。ヒポクラテスは非常に興味深い人で、小説やマンガのタイトルにはよく登場する印象ですが、あまり知られていない気もします。岩波文庫の『古い医術について』が新訳で出ないものでしょうか。



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