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フットボール都市ロンドンの生態系(後編)|サッカースカウトが見る現場目線のフットボール vol.13

お知らせ

この連載をもとにした書籍『スカウト目線の現代サッカー事情』が2024年2月15日に発売されます!書下ろしも含めて大幅な加筆修正を行いました。ぜひチェックしてみてください!

イングランドのプロクラブでサッカースカウトとして活動する田丸雄己(@scoutyuki)さん。
現場目線でフットボールの今を伝える連載もの第12回は、田丸さんが活動拠点にしていた「ロンドン」について紹介。世界一のフットボールシティと言っても過言ではないロンドンですが、地域ごとに人種も価値観もフットボールクラブのありかたも様々です。前編の今回は南・東・北エリアの実態を解説します。

サウスロンドンを引っ張るクリスタル・パレス

ロンドン南部、セルハーストスポーツアリーナにはロンドン中のアカデミーから放出された14〜17歳の選手が集められていた。ここで、近年急増している放出されたアカデミー選手を集めたショーケースゲームが行われている。現役時代に3部リーグで活躍していたコーチのキャメロンが、サイドラインで「サイドのスペースを使え」と指示を飛ばしている。

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