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【名言集】光文社新書の「#コトバのチカラ」 vol.50


加藤徹『漢文の素養』

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たしかに「漢文は外国語である」という反省を心のどこかでもっていることは必要だ。と同時に、漢字は東洋人の共有財産であり、漢文は東洋人の集積知である、という大らかな認識をもつことも、必要であろう。


中野円佳『「育休世代」のジレンマ』

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私的領域の調整のために、夫が転職などという形で公的領域を調整する方向には働きづらく、結果的に職場の論理が大きく夫婦のあり方を規定する結果になる。その意味でやはり、公的領域の歪みが、私的領域における根強いジェンダー規範の温床となっていると言えるだろう。


広瀬和生『談志の十八番』

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伝統を受け継ぎながら、大胆な発想で古典にアレンジを加え、現代に相応しい落語をこしらえてきた談志は、「異質」ではあったけれども絶対に「異端」ではなく、「正統」であることを何より重んじた。


中川大地『東京スカイツリー論』

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個々の細分化された分野内で進んでいる小さな改革やイノベーションの芽が適切に横断されないことが、日本の長らくの閉塞感の一因となっていることは間違いない。であればこそ、蛮勇をふるってなるべく多くの論点を束ね合わせてみる営みを、一人でも多くが試みるべきではないか。


青木登『人力車が案内する鎌倉』

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さらに人力俥の衰亡に拍車をかけたのは、自転車の普及と昭和恐慌だった。昭和に入ってからの深刻な不景気は、運賃が割高な人力俥を完全な贅沢品に変えてしまった。そして人力俥を贅沢品とする大衆は、自転車に跨ったのである。


豊田正義『DV』

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いくら糾弾しても罰しても、暴力はより巧妙に陰湿に潜在化するだけだろう。なぜなら私が本書で描いてきたように、暴力の根源は非常に根深いところにあり、その衝動は法的な抑止力など通じないほど強烈である場合が多いからだ。


中田亨『「事務ミス」をナメるな!』

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「問題」とは、現実が望ましくない状態にあることです。このように問題の定義とは主観的なものです。ですから、最初は望ましくないと思っていたことが、よくよく考えてみれば問題ではなかったということもありえます。




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