2022年6月の記事一覧
太っているのは自己責任か?―僕という心理実験20 妹尾武治
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第2章 日本社会と決定論⑫―「太りなさい」という環境からの刺激太っているのは自己責任だと多くの人は思うだろう。しかし、こんなにも美味しいものが身近に溢れているのも自己責任なのだろうか。ハンバーガー、コーラ、スイーツが低価格で手に入る時代。「太りなさい」という環境からの刺激がここまで多量にあるのに、太っているのは自己責任なのだろうか?
同じように、使えるお金を計画的に計算
成功者は本当に優れているのだろうか?―僕という心理実験19 妹尾武治
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第2章 日本社会と決定論⑪―下層国民が上級国民に対して反乱を起こすStay Psychopathy, Stay Romantic
もし新しいOSを持つ人たちが多数派になり、それにふさわしい社会システムを構築出来れば「うつ」などの精神疾患はもはや病気ではないことがわかるのかもしれない。病んでいるのは社会の方かもしれない。
コロナ禍で社会のありようは、思っていたよりもずっ
アダムとイブが食べた禁断の果実とは、自立的思考(心理学的決定論)だった―僕という心理実験18 妹尾武治
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第2章 日本社会と決定論⑩―ニュータイプの誕生新しい脳の中のOSとそのバグ
2021年11月にネイチャー・ヒューマン・ビヘイビアに掲載された論文では、英国バイオバンクと精神医学ゲノミクスコンソーシアムから得た現生人類の遺伝学的データ、およびヨーロッパ中から集められた古代ヒトゲノムDNAを用いて、ホモ・サピエンスの直近の3000年の進化について考察がなされている。
著者に
面白くない人生であることは、あなたの責任ではない―僕という心理実験17 妹尾武治
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第2章 日本社会と決定論⑨―人間は存在そのものが「こぶ」弱く無い者なんていないし、“くだらない悩み”なんてものも無い。弱音を吐かずに人は生きていかれない。だからこそ、マジョリティ側にいつつも、軽めのテンションで弱音が吐ける、ちょっとした「こぶ」の自称がもてはやされている。
昨今HSP(High Sensitive Person:人一倍敏感で鋭敏な感性を持っていることを自