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高橋昌一郎の「視野を広げる新書」

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知的刺激に満ちた必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介。あらゆる分野の専門家がコンパクトに仕上げた新書で、多種多彩な世界に「視野」を広げます。
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#哲学

「デジタル不老不死」は可能か?|高橋昌一郎【第35回】

「マインド・アップロード」!2020年5月、AmazonがSFのコメディ・ドラマ「Upload(日本語版タ…

光文社新書
2か月前
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なぜ知識人が「エセ治療」に騙されるのか?|高橋昌一郎【第29回】

「がん免疫細胞療法」は効かない!川島なお美氏は、テレビドラマ『失楽園』で主演し、妖艶な演…

光文社新書
4か月前
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近未来の「宇宙戦争」が起こったらどうなるのか?|高橋昌一郎【第28回】

「SFプロトタイピング」ある研究会に向かうため車を運転していると、突然カーナビがフリーズし…

光文社新書
5か月前
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日本で「安楽死」を合法化すべきか?|高橋昌一郎【第27回】

「安楽死」の「些末化」「安楽死(euthanasia)」という言葉の語源は、ギリシャ語の「良き(eu…

光文社新書
5か月前
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なぜ「進化論的アプローチ」が流行するのか?|高橋昌一郎【第26回】

進化論の3つの「呪い」一般に「科学」の最大の特徴は時間的な「更新性」である。科学者は、最…

光文社新書
5か月前
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どうすれば日本の若者を「抑圧」から解放できるのか?|高橋昌一郎【第25回】

「民主主義」の基盤は「ロジカルコミュニケーション」私は長年に渡って大学やカルチャーセンタ…

光文社新書
6か月前
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なぜ倫理学は「つなわたり」になってしまうのか?|高橋昌一郎【第24回】

現代社会に「徳倫理」は可能か?哲学を創始したソクラテスは、人生において最も重要なことは「魂の健康」だと主張した。そのために彼が何よりも必要だと考えたのが「徳(アレテー)」である。よく生きるためには、「徳」で「魂」を磨かなければならない。そして、よく死ぬために、よく生きることが大切だとソクラテスは結論づけた(古代ギリシャ哲学については拙著『自己分析論』(光文社新書)をご参照いただきたい)。 ソクラテスにとって、世俗的な人間が最も求める優れた容姿や豊富な財産、仕事上の成功や身体

なぜ「法の番人」が腐敗してしまうのか?|高橋昌一郎【第19回】

警察・検察・法務省・裁判所の腐敗日本で新たに警察職員となった者は、次の宣誓書を任免権者に…

光文社新書
8か月前
60

そもそも「自由」とは何か?|高橋昌一郎【第3回】

「許される自由」と「許されない自由」近代の快楽主義すなわち「功利主義」の創始者として知ら…

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