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私の光文社新書

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どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとったとき役立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになったりした光文社新書の1冊について、ぜひみなさんだけ… もっと読む
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「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!

「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!

光文社新書は、2001年の刊行以来、おかげさまで1000点を突破!みなさんのご愛読に心から感謝いたします!

せっかく編集部として新しいチャレンジがはじまったこの機会ですので、このnote上で
#私の光文社新書というテーマでみなさんの投稿を大募集させていただきます

どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとって役に立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになった

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トークド対談 : 「夢中は努力に勝てない」杉山恒太郎さん

トークド対談 : 「夢中は努力に勝てない」杉山恒太郎さん

私が本をじっくり読めるのは、飛行機の中と沖縄に居るときである。

東京とロスは街が忙しずぎて、それに自分の脳が連動しているのか時間が取りにくい。仕事柄、毎日たくさんの企画書PDFや映像リンクが送られてくる。それを見なければならず、読書の気分になれないというのが本当のところだろう。

先日、マイアミに向かう機中で大先輩 杉山恒太郎さんの新刊「広告の仕事~広告と社会、希望について 」(光文社新書 12

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読書: #2 誤読のイタリア | ディエゴ・マルティーナ

読書: #2 誤読のイタリア | ディエゴ・マルティーナ

この五年以上 毎日 仕事関連以外に何かしらの活字を読むのを 自分に課したノルマ/習慣にしている の ですが
堅い本を集中して読めば 遅読が災いして脳内のフィラメント(もはや古語?)のどこかが焼き切れ 読書習慣自体がお釈迦になりそうな感覚に襲われるため
肩の凝らない軽めの本を 同時に/付け合せ的に読み進め バランスを保っている次第です。

コロナ騒ぎが少し収まった去年のある時期
近所の書店もどきの書

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「週刊朝日」2023年1月20日号に小松理虔『新地方論』(光文社新書)の書評を書いています。

「週刊朝日」2023年1月20日号に小松理虔『新地方論』(光文社新書)の書評を書いています。

地方か都市か。長らく議論されてきたそんな二項対立的な問いは、都市/地方に関するステレオタイプを強化してしまうだけではないか。大事なのはそのグラデーションの「間」で考え続けることだ。ローカルアクティビストとして福島で活動し続ける著者は、そう言います。

地方で暮らしながら、その土地でかたち作られるアート、スポーツ、あるいは書店の現場を観察する著者は、そこに自分だけの居心地の良さが織りなされる空間を発

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読書の記録 三木那由他『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』

読書の記録 三木那由他『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』

 朝起きて夜寝るまでの間のどこかのタイミングで、たいていの場合、私は誰かと会話しています。家族や職場の同僚、取引先の偉い人、友人、コンビニの店員さん、その他、いろんな人と特に何か考えることなく会話をしています。

 会話を哲学するなんて言われてもな〜と読む前は思っていたのですが、会話を哲学するのがこんなに面白いことなのかと読み終えた今、私、少々興奮しております。この興奮を醒めやらないうちに誰かに伝

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読後で決める「2022年の新書ベスト5」

読後で決める「2022年の新書ベスト5」

なぜ今年、新書を読みまくったのか?この一年、新書を読みまくった。おそらく学生時代より多く読んだはずなので、人生でダントツで新書を多く読んだ一年となったのは間違いない。

動機はピュアな知的好奇心というより、仕事がらみである。僕は現在VOOXという音声メディアのコンテンツづくりをしている。VOOXは各界の専門家の方に、10分1話を6本、合計60分、専門テーマについて話してもらう学びのコンテンツである

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都市と地方

都市と地方

 父の転勤の都合で、私は九州の地を転々とする小学生時代を送った。最後は福岡の地に落ち着き、高校卒業までの数年間を過ごす。

 大学入学のため、京都に引っ越してきたばかりの頃、他地方出身の入学生から「福岡と京都って、どちらが都会なの?」という質問をよくされた。福岡といっても市区町村によって異なるし、そもそも「都会」の指標とは何なのか。あまりに曖昧な点が多すぎて、「まあ、似たり寄ったりじゃない」と答え

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友だち

友だち

「俺はあいつのことを友だちだと思ってるよ。向こうがどうかは知らないけど」
 会話中、こんな言葉を耳にするたびに、「友だちってなんだろう?」と頭を傾げることがある。

 SNSの普及によって、「つながり」を増やすことが容易になったことにより、何と表現するのが適切なのか不明瞭な人間関係が増えた。日々、お互いの投稿に「いいね」を付け合い、時々リプライを送ったりするが、直に話したことも、顔を合わせたことも

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岡田斗司夫ゼミで『映画を早送りで観る人たち』

岡田斗司夫ゼミで『映画を早送りで観る人たち』

岡田斗司夫さんがYouTubeで『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史さん著)を解説している動画を観ました。
以前から動画の存在は知っていたのですが、先日の一日店長イベントで雑談中、「岡田斗司夫さんが小林さんのことも語ってますよ」と教えていただいたので。

この動画、1章ずつ著書の内容を丁寧に解説しておられます。そして、私が『鬼滅の刃』語っている本書の部分を、具体的にわかりやすく解説してくださって

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つらい時に読んで、めっちゃ笑った本『バッタを倒しにアフリカへ』

つらい時に読んで、めっちゃ笑った本『バッタを倒しにアフリカへ』

前野ウルド浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ』を読みました。きっかけは、「自分のやりたいことができない」と仕事の愚痴を言ったときに、友人から勧められたことです。

読みはじめて最初のページから笑いました。バッタの研究者である著者が、自分の夢をこんな風に書きはじめるからです。

どんな書き出しやねん。この本は、こんな感じでユーモアを交えて、バッタ研究者の生活を描きます。この本の多くは、アフリカで

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コンテンツを作る人は『映画を早送りで観る人たち』を読んで何を考えるか

コンテンツを作る人は『映画を早送りで観る人たち』を読んで何を考えるか

これは若い人だけの現象か?『映画を早送りで観る人たち』。この書名が気になっていた最中、友だちに勧められたのがダメ押しになって読んでみたら大当たりだった。人と会話する際にも、自分がコンテンツを考える際にもこの本の内容が頭から離れなくなっている。

著者の稲田豊史さんは、ライターでありコラムニストであり編集者。世の中に徐々に浸透してきたこの現象について、データや取材を元に実に多彩な角度から抉り出してい

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ネストリウス派→アッバース朝(バグダード)→ヨーロッパ(トレド)という流れ~『イスラムがヨーロッパ世界を創造した 歴史に探る「共存の道」』(宮田律著、光文社新書)を読んで

ネストリウス派→アッバース朝(バグダード)→ヨーロッパ(トレド)という流れ~『イスラムがヨーロッパ世界を創造した 歴史に探る「共存の道」』(宮田律著、光文社新書)を読んで

 ネストリウス派(景教)について調べているうちに、イスラムとかアラブ世界についての認識不足を改めて実感するようになり、もう少しイスラムの世界について知りたいと思っていたところ、光文社のnoteで『イスラムがヨーロッパ世界を創造した 歴史に探る「共存の道」』が新書として出版されるという記事を読んだ。目次を見たら、面白そうだったので、早速読んでみた。(目次はここで見られます↓)

「なるほど~」と思う

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【祝交流戦優勝→連覇!】ヤクルト髙津監督は言葉の解像度が高いと思う (「一軍監督の仕事」「二軍監督の仕事」)

【祝交流戦優勝→連覇!】ヤクルト髙津監督は言葉の解像度が高いと思う (「一軍監督の仕事」「二軍監督の仕事」)

 小学校のときに初めて買ってハマった「実況パワフルプロ野球’98開幕版」がきっかけで、東京ヤクルトスワローズのファンです。

 1997年にスワローズが日本一になっています。
 確か、ゲームでは、先発が石井一、田畑、川崎とかでリリーフエースが伊藤智、高津になってた記憶です(伊藤智がルーキーのときは先発だったのを最初知らなかった)。バッターは飯田、土橋、稲葉、ホージーとかがいました(稲葉が内外野両方

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『映画を早送りで観る人たち』に嘆いている暇はない

『映画を早送りで観る人たち』に嘆いている暇はない

Podcast、はじめました。みなさんこんにちは。アウトプットの機会を増やすというのを心がけている2022年ですが、最近はnoteでの執筆に加えて新しいことをはじめました。

はい、Podcastです。

この番組では、メディアやエンタメコンテンツの現在地点、それから少し先の近未来について語り合うというのをコンセプトに、あれやこれやと楽しくおしゃべりしています。

エンタメ業界はここ数年の変化がと

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