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私の光文社新書

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どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとったとき役立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになったりした光文社新書の1冊について、ぜひみなさんだけ… もっと読む
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2020年7月の記事一覧

理系男子も魅了された! 「辞書」と「ことば」の奥深さが知れる1冊

理系男子も魅了された! 「辞書」と「ことば」の奥深さが知れる1冊

光文社新書の新メンバーですはじめまして。光文社新書の河合と申します。

まだまだフレッシュでありたいと願う入社2年目。大学・大学院時代は花卉(かき)園芸学研究室で、遺伝子組み換え技術を駆使してストックという花の花びらを人工的に増やす方法を模索していた理系男子です。

はてさて、新書編集部に異動でやってきました私ですが、じつは光文社新書はずっと入りたかった念願の部署。就活の面接でも「科学系の新書を作

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やっぱり私、旅がしたい。

やっぱり私、旅がしたい。

おととい、久しぶりにテレビをつけたら、

NHKでスペイン巡礼の番組がやっていた。

「スペイン巡礼」‥。

恥ずかしながらスペイン巡礼を知らなかった私。

見ていてわかったんだけれど、

すごくざっくり言っちゃうと、スペイン版お遍路さんみたいな感じらしい。

日本と違って、ベースはキリスト教なんだけどね。

これがね、見ていて本当に魅了された。

参加するのは特にキリスト教徒ではなくてよくて、

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「でも」「だって」使うのマジでやめましょ。

「でも」「だって」使うのマジでやめましょ。

間宮です。(@mamimumail8)

なんてことないんですけど
とあるコーチングのワークで、

「おお~」

と鳥肌が立つくらい
感動したことがあったので、

今日はそのことについて
お話してみますね。

これまであなたも誰かとお話したり
SNSやブログなどで発信したりするとき、
必ず「接続詞」を使ってきたと思います。

「たとえば」
「そして」
「だから」
「つまり」
「または」

などなど

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よりみち通信12ブックカウンセリング「地方」―地方vs都市をのりこえる―

よりみち通信12ブックカウンセリング「地方」―地方vs都市をのりこえる―

コロナ禍の中でリモートワークが流行り、地方移住を希望する若者が増えているそうです。
たしかに、満員電車の三密はこわい。

でも、物質的な豊かさを捨ててまで地方に住むことに、どんなメリットがあるんだろう?
そんな疑問に答える2冊の本をご紹介します。

『都市と地方をかきまぜる〜「食べる通信」の奇跡』(光文社新書)は、限定1500部の食べ物付き情報誌を発行し、地方の農漁業と都市の消費者を丁寧につなぐ取

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愛に満ちた書評論: 豊崎由美 『ニッポンの書評』

愛に満ちた書評論: 豊崎由美 『ニッポンの書評』

「淀長(淀川長治)さんみたいになりたい」。

著者は、巻末に掲載された大澤聡との対談の中で、書評のひとつの理想の姿としてそう語る。

著者にとって、書評は愛と尊敬なのだ。

だからこそ、著者は書評の意味について考え、そして時に辛口にもなる。読者はそれを受け入れる。プロとしての書評家の規範にも納得できる。

その愛は、読者に8割向けられ、作家に2割が向けられている。

気をつけた方がよい。あなたはき

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出産前に出会っていたら2552時間を節約できてその分もっと赤子を愛でられたかもしれない

出産前に出会っていたら2552時間を節約できてその分もっと赤子を愛でられたかもしれない

はじめまして。
光文社新書の永林と申します。
育児休業からの復帰と同時に、雑誌から新書編集部に異動して参りました。

本来は4月に復帰の予定だったのですが、コロナの影響で保育園が休園し、育児休業を2カ月ほど延長。その間、誰にも会わず、外にもせず、仕事もせず、授乳中はボーッとするので長い文章もなかなか読めずで、情報はほぼスマホ経由。1日平均7時間(!)もスマホで情報収集する日々でした(これはコロナ以

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