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私の光文社新書

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どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとったとき役立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになったりした光文社新書の1冊について、ぜひみなさんだけ… もっと読む
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2021年11月の記事一覧

やっぱり、本屋をはじめたい。その②

やっぱり、本屋をはじめたい。その②

今日、前回ご紹介した薬剤師の瀬迫さんからおすすめいただいた本を読みました。

『新聞記者、本屋になる』(落合博 / 光文社新書)です。

落合さんは、台東区にある書店"Reading' Writin' BOOKSTOREの店主兼従業員。新聞記者を30年以上勤められ、定年目前の58歳に書店を開業されました。その奮闘記をまとめられたものです。

「書店をはじめたい」そう思う方に届くように、記者経験で磨

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そのとき人は泣き、笑い、シャッターは切られていた

そのとき人は泣き、笑い、シャッターは切られていた

note 企画 #読書の秋2021  光文社さんのラインナップが今年も素敵だ。というか光文社新書そのものが、どの本も手を抜いていないということか。良い本を推したいという編集者の思いがビシビシと伝わってくるので、この読書の秋企画は好きである。今回は『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』の感想。

これ、いい本だなあ。

先の戦争のことを含め過去に人がどう生きたかということについてはずっと

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新聞記者、本屋になる/落合博

新聞記者、本屋になる/落合博

図書館本。
SNSで見かけて気になっていた落合博さんの
「新聞記者、本屋になる」を拝読📖しました。
(2021,11,5 読了)

落合博さんは新聞記者として長年活躍され、定年間際で退職して本屋を開業された方です。
新聞記者時代のこと、本屋を開業する運びになったこと、本屋を開業するにあたって必要なことなどが分かりやすく書かれていました。

落合博さんは本屋になることが夢だったという訳ではなく、ま

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