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#映画を早送りで観る人たち
「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!
光文社新書は、2001年の刊行以来、おかげさまで1000点を突破!みなさんのご愛読に心から感謝いたします!
せっかく編集部として新しいチャレンジがはじまったこの機会ですので、このnote上で
#私の光文社新書というテーマでみなさんの投稿を大募集させていただきます !
どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとって役に立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになった
岡田斗司夫ゼミで『映画を早送りで観る人たち』
岡田斗司夫さんがYouTubeで『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史さん著)を解説している動画を観ました。
以前から動画の存在は知っていたのですが、先日の一日店長イベントで雑談中、「岡田斗司夫さんが小林さんのことも語ってますよ」と教えていただいたので。
この動画、1章ずつ著書の内容を丁寧に解説しておられます。そして、私が『鬼滅の刃』語っている本書の部分を、具体的にわかりやすく解説してくださって
コンテンツを作る人は『映画を早送りで観る人たち』を読んで何を考えるか
これは若い人だけの現象か?『映画を早送りで観る人たち』。この書名が気になっていた最中、友だちに勧められたのがダメ押しになって読んでみたら大当たりだった。人と会話する際にも、自分がコンテンツを考える際にもこの本の内容が頭から離れなくなっている。
著者の稲田豊史さんは、ライターでありコラムニストであり編集者。世の中に徐々に浸透してきたこの現象について、データや取材を元に実に多彩な角度から抉り出してい
『映画を早送りで観る人たち』に嘆いている暇はない
Podcast、はじめました。みなさんこんにちは。アウトプットの機会を増やすというのを心がけている2022年ですが、最近はnoteでの執筆に加えて新しいことをはじめました。
はい、Podcastです。
この番組では、メディアやエンタメコンテンツの現在地点、それから少し先の近未来について語り合うというのをコンセプトに、あれやこれやと楽しくおしゃべりしています。
エンタメ業界はここ数年の変化がと
よっしゃ、またチャンス到来や。
映画関係者のみならず、エンタメに関わっている人なら誰でも気になっていることを直接タイトル、サブタイトルにした書籍だ。著者の稲田氏とは、一度お会いしたことがある。吉本のあるプロジェクトでインタビューを受けた。日本語化された外来語の意味に合わすならヒアリングといったほうが良いかもしれない。2時間半ほどお話した。僕は演出家とか脚本家が来て、吉本の表裏のエピソードをお話すれば良いのかと思っていたら、随分ビ
もっとみる私がやっているのは「鑑賞」なのか「消費」なのか?ーミニ読書感想「映画を早送りで観る人たち」(稲田豊史さん)
ライター稲田豊史さんの「映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーーコンテンツ消費の現在形」(光文社新書)が、ここ最近読んだ本の中で断トツに面白かった。さらに、現代の映画や漫画、小説などの文化と我々受け手の行動に関して考えるために非常に重要な指摘に溢れていた。タイトル通り、なぜ最近、映画を倍速などの早送りで視聴する人がいるのか?この疑問を「鑑賞」と「消費」の対比によって解きほぐし、ある種の
もっとみる感想「映画を早送りで観る人たち」
稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」Twitterのタイムラインで今、ある本が話題となっている。
それが「映画を早送りで観る人たち」である。本書は元映画配給会社ギャガの職員で、キネマ旬報社のDVD業界誌の編集長をも経験している稲田豊史が現代ビジネスに寄稿した内容を加筆編集したもの。
映画ファンの間では、定期的に映画を早送りで観ることに対して物議を醸している。しかし、2021年に映画を無断で圧縮
映画批評にみる分断――稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』を読んで
映画が好きだ。学生の頃は、よくレンタルビデオ店に通っていた。たしか毎週水曜は旧作5本で1000円とかで、自分なりにどんな作品を組み合わせるか考えるのも楽しかった。
映画の話も好きだ。映画館で誰かと一緒に観なくても、後日「あのシーンがよかった」「あの俳優の演技がよかった」と話すのは楽しい。だから『シネマこんぷれっくす!』や『木根さんの1人でキネマ』のような映画の話をする漫画も面白い。
映画が
【感想】書籍『映画を早送りで観る人たち』
昨年3月頃、SNS上でバズった現代ビジネスの1本の記事。
映画好きは「何だその鑑賞の仕方は!けしからん!」と怒り、倍速視聴派は「うるせぇ!映画ぐらい好きに見させろ!」と怒り返していた(どっちも私の偏見を含みます)
バズった余波はTwitterに留まらず、長文で意見を述べているブログやそれこそnote記事も少なくなかった。
そんな風に大バズりしたおかげなのか、そこから連載のような形で深掘り記事が書