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私の光文社新書

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どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとったとき役立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになったりした光文社新書の1冊について、ぜひみなさんだけ… もっと読む
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#1000日チャレンジ

「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!

「#私の光文社新書」の投稿をお待ちしています!

光文社新書は、2001年の刊行以来、おかげさまで1000点を突破!みなさんのご愛読に心から感謝いたします!

せっかく編集部として新しいチャレンジがはじまったこの機会ですので、このnote上で
#私の光文社新書というテーマでみなさんの投稿を大募集させていただきます

どんなに些細なことでも、どんなに短い言葉であっても構いません。お手にとって役に立ったり、感動したり、人生が変わるきっかけになった

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新刊「業界破壊企業」と粟国の塩むすびから学ぶ

新刊「業界破壊企業」と粟国の塩むすびから学ぶ

【320むすび】gao(粟国島の塩)

幸せ視点の経営を学ぶhint。
hintとは、幸せ視点の経営や事業のつくり方を、企業家でありビジネス・ブレークスルー大学の教授でもある斉藤 徹さん(ニックネーム:とんとん)が、最新のメソッドを取り入れながらわかりやすく教えてくれる社会人ゼミ。

自分はこの1期と2期に参加(その後アルムナイとしても参加)。ここからz世代の考え方やイノベーションのつくり

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毎日読書#248 『となりのカフカ』(池内紀)

毎日読書#248 『となりのカフカ』(池内紀)

著者の池内紀さんは、白水社から出ている『カフカ小説全集』の翻訳をされた方。その方が、カフカの入門書を書いたのが本書だ。

そう、入門書。カフカの小説を知り尽くした著者による、人間フランツ・カフカの入門書だ。面白そうですよ。目次からして気になる。

第1章 サラリーマン・カフカ
第2章 カフカ家の一日
第3章 虫になった男
第4章 メカ好き人間
第5章 健康ランドの遍歴
第6章 手紙ストーカー
第7

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速い安い美味いお手軽レシピで晩酌を豊かに『世界一美味しい煮玉子の作り方(はらぺこグリズリー)』【読書ログ#33】

速い安い美味いお手軽レシピで晩酌を豊かに『世界一美味しい煮玉子の作り方(はらぺこグリズリー)』【読書ログ#33】

最近、子供たちが決まった時間に寝るようになってきた、妻も一緒に寝ているので、仕事で帰りが遅いと食事の用意が無い。そこで、一人でつまみみたいな料理を作り、晩酌で晩御飯を済ませる事が良くある。

この本、ずっと本屋で目立っていて、なんかアオリ気味の料理名が並んでて微妙だなと思っていたのだが、本屋でざっと立ち読みをしてみると、ミートソーススパゲティのレシピが私のとほぼ同じだった。手軽さと美味しさのギリギ

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物語の構造論からみえる、ヒットの法則とは #167

物語の構造論からみえる、ヒットの法則とは #167

1961年にスタートしたNHKの連続ドラマ小説。2019年度後期の「スカーレット」の平均視聴率は20%前後、「オリコン ドラマバリュー」のドラマ満足度調査の結果も上昇中だそうです。

一方で、民放の秋ドラマの全話平均視聴率はというと、

ドクターX ~外科医・大門未知子~(テレビ朝日系):18.4%
相棒 season18(テレビ朝日系):14.6%
グランメゾン東京(TBS系):12.4%
同期

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ショービズ世界の裏側には生きる知恵が詰まってた 『素人力 エンタメビジネスのトリック?!』 #136

ショービズ世界の裏側には生きる知恵が詰まってた 『素人力 エンタメビジネスのトリック?!』 #136

人生万事塞翁が馬。

「人生の幸不幸は予測できないものだ」のたとえで、「やっちまったぜ!」という失敗が、後に大成功につながるかもしれないという意味です。

制作会社と聞くと、テレビのドラマやクイズなどの番組を作っているところ?くらいしかイメージできなかったのですが、堤幸彦監督らが所属するオフィスクレッシェンド代表・長坂信人さんの著書『素人力 エンタメビジネスのトリック?!』に、その実態が綴られてい

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見直してほしいマーケ用語 『売れるキャラクター戦略』 #126

見直してほしいマーケ用語 『売れるキャラクター戦略』 #126

広告とPRは似て非なるもの。事例を基に理解するならPRプロデューサー殿村美樹さんの『ブームをつくる 人がみずから動く仕組み』がおすすめです。戦略から考えてみるなら本田哲也さんの『戦略PR 空気をつくる。世論で売る。』が読みやすくていいと思います。

と言いつつ、今日は広告でもPRでもよく登場するアレについての本を紹介します。なぜって? 本棚に見当たらなかったからです!!!涙
(こういうのって、本好

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マーケティング入門におすすめ 『なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?』 #120

マーケティング入門におすすめ 『なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?』 #120

出版や制作、翻訳と、さまざまな業界で仕事をしてきましたが、マーケティングに関わることになったのは、今の会社が初めてでした。

「形のないものを売る」って大変なんだなーと、他人事のように見ているわけにもいかないので、いろいろマーケティングの本も読むようになった…という程度で言うのもお恥ずかしいですが、今年8月に出版された『なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか? アマゾンに勝つ! 日本企業の

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脳科学×マーケティングで生まれた「ヒットの方程式」 『アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか?』 #123

脳科学×マーケティングで生まれた「ヒットの方程式」 『アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか?』 #123

iPhoneをひっくり返してみると現れる、アップルのロゴ。アップル=リンゴだからこのロゴなのは分かりますが、なぜ「かじりかけ」なのでしょうか?

考えたことなかったよーということを研究しているのが、心理学者の廣中直行さんです。

「こころ」は脳の働きから生まれます。好き嫌いを決めたり、モノを買うか買わないかを決めたりするのは脳の仕事。その働きを解き明かし、マーケティングに生かしたものが「ニューロマ

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メディア「オワコン説」は本当か? 『メディアの苦悩――28人の証言』 #169

メディア「オワコン説」は本当か? 『メディアの苦悩――28人の証言』 #169

平成という時代を振り返る本を読むと、やはり「インターネット」の影響の大きさを感じます。

日本では2000年12月にNTTが「フレッツADSL」の提供を開始し、手ごろな値段で大容量のインターネット接続ができると爆発的に普及しました。

これによってオールドメディアである新聞・テレビは苦境に陥り、一方で台頭してきたネットメディアは信頼性を何度も指摘されています。

じゃあ、メディアはもうオワコンなの

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